今回は、「ゴジラ」シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては30作目となる映画『ゴジラ-1.0』を観た感想を書いていこうと思います。映画予告を見ると「なんだこれは」と思いますが、実際に映画を観てみると「うわ、やばい」と言いたくなるような物語でした。最後のほうでは”印象に残っているシーン”を書いていくので、最後まで見てくれると嬉しいです。
『ゴジラ-1.0』のキャスト一覧
キャスト一覧
名前 | 名前 |
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浜辺 美波 | 神木 隆之介 |
山田 祐貴 | 吉岡 秀隆 |
安藤 サクラ | 青木 崇高 |
佐々木 蔵之介 |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | 山崎 貴 |
脚本 | 山崎 貴 |
製作 | 山田 兼司 / 岸田 一晃 / 阿部 豪 / 守屋 圭一郎 |
製作総指揮 | 市川 南 / 臼井 央 / 阿部 秀司 |
配給 | 東宝 |
『ゴジラ-1.0』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
出兵していた敷島浩一は日本へ帰還するが、東京は焼け野原と化し、両親は亡くなっていた。人々が日々を懸命に生き抜いていく中、浩一は単身東京で暮らす大石典子に出会う。しかし、これから国を立て直そうとする人々を脅かすように、謎の巨大怪獣が現れて……
映画ナタリー
解説
ゴジラ生誕70周年となる2024年に先駆けて製作された、実写版第30作品目となるゴジラ映画。太平洋戦争で焦土と化した日本で、人々が懸命に生きていこうとする中、突然現れた謎の巨大怪獣が復興途中の街を容赦なく破壊していく。監督は山崎貴。出演は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ら。
映画ナタリー
『ゴジラ-1.0』を観た感想
それでは、実際に『ゴジラ-1.0』を観た感想をまとめていこうと思います。焦点を絞らずに書くのは分かりにくいと思うので、特に自分が印象に残ったシーンを抜粋して、そのシーンに関しての感想を書いていこうと思います。ネタバレになる可能性があるので、映画を観ていない方は観てから続きを読んでくれると嬉しいです。
臆病だっていいじゃない
この映画は、特攻隊として飛行していた神木 隆之介さんが”飛行機が故障している”というのを言い訳に、場外離着陸場に着陸するシーンから始まりました。飛行機は故障しているわけもなく、”死にたくない”という思いから着陸したようですが、そこにいた整備員に「この国は命を軽く考えすぎている。お前みたいなやつがいてもええ」というニュアンスの台詞を神木 隆之介さんに吐いていました。そこを見て、臆病だっていいじゃないかと肯定されているみたいで印象に残りました。
明子が可愛い
浜辺 美波さんが戦時中に、とある家族から預かった子供 (明子)が凄く可愛らしかったです。赤ちゃんの頃から、大きくなる様子も垣間見れて「大きくなったな」と思ったりしました。自分的に、神木 隆之介さんがゴジラを誘導するため戦闘機に乗る前夜、明子と二人きりのシーンがあるのですが、子供ながらに”大事な人が死を覚悟している”ということが分かるのか、泣いてしまうところは印象に残っています。
平和が崩される瞬間
戦争が終わり、街に平和が訪れ始めた頃、東京にゴジラが足を踏み入れてしまうというシーン。浜辺 美波さんは銀座で仕事を始めており、残念にもその場に出くわしてしまいました。神木 隆之介さんは”大丈夫か”という心配の思いで助けに行き、ゴジラを見て失望している浜辺 美波さんの手を引いて逃げるというシーンは素敵でした。しかし、ゴジラの攻撃により巻き起こった突風に浜辺 美波さんが巻き込まれ、一人生き残ってしまったと後悔をする神木 隆之介さんに降り注ぐ黒い雨は恐ろしかったです。さっきまで一緒にいた人が、今、風に巻き込まれて亡くなってしまったと思うだけで辛いですよね。
亡くなった人との再会
"平和が崩される瞬間"では、浜辺 美波さんが突風に巻き込まれて亡くなるというシーンを書いてきました。そのため、命を捨てる覚悟までして神木 隆之介さんはゴジラに特攻するという無茶な決断をするのでした。しかし、特攻する飛行機には脱出装置があり、ゴジラの口目掛けて特攻し、直前で脱出するという、いわばヒーロー並みの貢献をしていました。結果的に特攻で詰め込んだ戦闘機はゴジラの口で爆発し、無事ゴジラを対処することができたみたいです。そして港に着くや否や、安藤 サクラさんに「浜辺 美波さんは生きている」という紙を見せてもらい、病院に行き再開をしたのでした。亡くなったと思っていた人と、また再会できるというのは、素晴らしいことだと感じました。
続編がありそうな感じ
結果的にゴジラを対処することに成功し、街に平和が訪れたかのように思われましたが、最後の最後に浜辺 美波さんの首元に黒い何かが浮かび上がり、それと同時に海底に沈んだはずのゴジラが回復して鳴き声を上げるシーンで終わりました。70周年となる2024年に先駆けて製作したみたいなので、次作を期待させるような作りにしたのかなと感じました。
さいごに
今回は、映画『ゴジラ-1.0』を観た感想をまとめていきました。どうだったでしょうか。ネタバレ要素もありますが、実際に観ないと伝わらない部分が大半かと思います。この記事を通して、少しでもこの映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。