Saucy Dog『君ト餃子』を聴いてみた感想｜刺さる歌詞

今回は、Saucy Dogさんの『君ト餃子』を聴いてみた感想を書いていこうと思います。2022年にリリースされており、サントリービールが"山田 祐貴"さんと"川口 春奈"を起用し、『ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール』を通じてエールを贈るショートドラマ"上京エール"の主題歌としても採用されています。自分がこの曲を知ったきっかけには甘酸っぱい思い出があり、今になっても忘れられない一曲として覚えています。そんな自分がこの曲の良さを紹介していこうと思います。

まずは『Saucy Dog』を知ろう

今頃、Saucy Dogさんについて記事を書くなんて時代遅れだということは重々承知していますが、一応この楽曲を紹介するということで書かせてください。下記では、メンバーの情報とSaucy Dogさんの楽曲を紹介していきます。

Saucy Dogさんのプロフィール

こうして記事を書く上で、Saucy Dogさんについて調べさせていただいたのですが、出身地が皆バラバラなんですね。WikipediaでSaucy Dogさんについての略歴を拝見したのですが、再始動してからの成長が半端ないと感じました。7年という時間をかけて、着々と成長していったSaucy Dogさんを考えると”凄いな”と思います。恋人にしてはいけない3Bとして挙げられるバンドマンですが、これを見てると付き合いたいと思ってしまう。石原 慎也さんの作詞力にはもう、脱帽です。

Saucy Dogさんの有名な曲

全てを書ききれませんが、沢山の素晴らしい楽曲を製作していました。自分が好きな曲はここに書いてないんですけど、『film』と『君ト餃子』です。またいつか、『film』については記事を作成しようと思います。この中で一番見たことのある楽曲は『シンデレラボーイ』なんじゃないかなと思います。一時期TikTokで3回に1回流れてくるほど、音源として大成功を収めていたのを覚えています。NHK紅白歌合戦にも出場しており、2022年を飾る素敵な楽曲だと思います。

『君ト餃子』を聴いた感想

この音楽は、遠距離恋愛を描いたものなのでしょうか。実際、ショートドラマに採用されてましたが遠距離恋愛が題材のように思いました。それにビールのCMだったので、歌詞で『包んで焼いて食べちゃいな』という文があるのでしょうか。自分は気にもしていなかったけれど、相手の住む地域の天気予報まで気にするなんて石原さんは流石だなと思いました。あと、冒頭から恋人のことを"雲みたい"と表現していたので可愛いなと感じました。曲名が『君ト餃子』なので、”晴れ間に咲く向日葵みたいに”と餃子という単語を使わずに表現したのかなと思うと凄すぎます。尊敬、でしかない。

刺さる歌詞紹介

この音楽を聴いてみて、思わず"うわっ"と口に出してしまった歌詞を紹介したいと思います。この音楽に関して、石原さんの表現力を改めて再確認することができました。あなたもSaucy Dogの魔法にかかってしまいませんか？

刺さる歌詞.1

灰色に溶け込んでしまうんじゃないかと、ちょっとだけ心配になる

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この灰色とは何なのでしょう。真っ白で雲みたいに優しい君のことだから、くすんだ世の中に溶け込んでしまうんじゃないかと不安になっているのでしょうか。または、廃棄汚染で灰色になった空の東京に君が染まっていく心配があるのでしょうか。たった数行の歌詞だとしても、こんなに考えさせられる歌詞って素敵ですよね。ここまで感性豊かな言葉を紡いで、人の心を奪う作詞家さんはどのような経験をしてきたのでしょう。

刺さる歌詞.2

また天気予報は君の街の分まで

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付き合っていて、でも自分には関係ないけど恋人には関係があるから自分のことのように天気予報を見てしまうのでしょうか。自分はこの歌詞を初めて聴いたとき、”この登場人物は優しいんだな”と思いました。晴れなら「暑さに気を付けてね」と言うのだろうか、雨なら「傘持つんだよ、足元に気を付けてね」と言うのだろうか。想像するだけで好きになってしまう人物像ですね。

刺さる歌詞.3

一人で抱え込んでいるんじゃないかと、ちょっとだけ心配になる。包んで焼いて食べちゃいな

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この登場人物は心配性ですね。それほどまでに恋人のことが好きということでしょうか。自分的に『包んで焼いて食べちゃいな』って表現が凄く好きなんですけど、よく思いつきますね。ずっと苦しんだり悩んだりすることを、食べちゃえばいいじゃんという思いがあるのでしょう。あわよくば、一緒に食べてくれる相手がいれば幸せなんですけどね。

刺さる歌詞.4

でも君の性格だし無茶しちゃうんだろうな、ちょっと心配だけど、君の街で待ってる

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ついに心配しすぎて会いに行きましたね。それか月に数回だけの会う約束が今日なのでしょうか。自分の街に来てくれるのを待つのではなく、自分から行って待つという行動が好きを表しているようで可愛いなと感じました。君が無茶しちゃう性格は理解してるから、今日くらいは一緒にお酒を飲もうと言うのだろうか。歌詞にはない部分まで想像できる楽曲ですね。

さいごに

今回は、Saucy Dogさんの『君ト餃子』について感想を述べさせていただきました。石原 慎也さんの作詞力、もう羨ましいです。顔よし、性格よし、作詞力よし、声よし。え、好きになっちゃっていいですか。なんてね。このサイトでは引き続き、"音楽評論"についての記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。