書評

『夢と金』を読んだ感想|西野亮廣の名言と感想

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今回は、西野 亮廣『夢と金』を読んだ感想をまとめていこうと思います。自分は西野さんのことを”はねるのトびら”で知り、最近はNFTとかをしてる人なのかなと薄っすら思う程度でした。しかし、この本を読んで西野さんへの考え方が変わりました。このお方、天才です。考え方がそこらの人とは到底かけ離れている領域に達しているように思いました。下記で詳細を紹介していきます。

『夢と金』の著者

自分がこの本を記事として残しておきたいと思った理由は、"まえがき"にある『耳触りの良い話はしない。夢を繋ぐための本当の話をする。80分あれば十分だ。』という言葉を目にしたからです。あえて耳触りの良い話をせず、読者に不快感を与えつつ現実を突きつけようとする本。フワフワと生きている人にとっては鋭い刃のように突き刺さる言葉が散りばめられています。こんな言葉を綴る"西野 亮廣"さんとは何者なのだろうか。調べたのでまとめていきます。

西野亮廣さんのプロフィール

QA
本名西野 亮廣
年齢1980年7月3日(43歳~)
性別男性
血液型O型
身長173cm
コンビ名キングコング
配偶者未婚
Wikipedia

西野亮廣さんの第2プロフィール

QA
職業絵本作家
活動期間2009年~
ジャンル絵本・小説・ビジネス書
代表作えんとつ町のプぺル
デビュー作Dr.インクの星空キネマ
公式サイトchimney.com
Wikipedia

西野亮廣さんの主な書籍

書籍名発売日外部リンク
えんとつ町のプペル2016年こちらから
夢と金2023年こちらから
革命のファンファーレ現代のお金と広告2017年こちらから
ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある2020年こちらから
チックタック:約束の時計台2019年こちらから
新世界2018年こちらから
Google

『夢と金』を読んだ感想

それでは、『夢と金』を読んだ感想を書いていこうと思います。全てを書くというよりかは、自分の心に残った文章を抜粋してそれに感想を書いていこうと思います。自分の文章を通して、この本への興味を深めてくれると嬉しいです。

お金の集まる場所

お金は「お金を上手に使ってくれる人」のところに集まる。

夢と金

1つ目は、お金が集まる場所についてです。これを読んで”確かに”と電車の中で頷いてしまったんですけど、お金を上手に使えない人のところにはお金が戻ってこないですからね。何かに消費して消えていくお金と、自己投資や将来性のあるものに消費したお金では数年後の格差が生まれてしまいます。お金をどう使うかで、お金が集まるか集まらないかが決まるわけですね。少し怖い。でも、真実なんですよね。

夢を求める式

[夢]=[認知度] ー [普及度]:「皆が知っているけど、誰も持っていない」というものが「夢」だ。

夢と金

夢を明確に持っている人といない人がいる世の中で、”夢を求める式”を本に載せる人は西野さんだけじゃないかなと思いました。だからこそ、この本には価値があるし夢の詰まったものなんだと思います。夢に向かって進むことも、夢を自ら作ることも、この式に当てはめると見えてくる気がします。西野さんはここで、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』を例に挙げているけど、ここに書かれている話も面白い。あえて明確には書きません。気になる方は購読してみてください。

日本人を苦しめるもの

日本人のこの職人気質(とことんクオリティーにこだわる癖)が、今、日本人を苦しめている。

夢と金

この一文は、自分の心臓を突き刺すものとなりました。なんたって自分は多少のことにもこだわるタイプで、"The 日本人"という感じなんですかね。何かを成し遂げることは重要だけど、こだわりすぎても苦しむだけだということに早く気付くべきでした。西野さんのこういった”人を客観視した意見”は本当に役に立ちます。ありがとうございます。

顧客とファンの違い

顧客は「機能」を買い、ファンは「意味」を買う

夢と金

お客さんという一括りではなく、"顧客"と"ファン"を分けなさいよと言われました。西野さん曰く、この2者はまったくの別物であると思いなさいとのこと。要約すると、顧客が買うものとファンが買うもの、必要なものと必要でないものは全然違いますよと書かれていました。そして最後のほうに『今、キミに求められているのは「顧客のファン化」であり、これには明確な方法がある』と書かれていました。顧客をファンにする方法はこの文章の後に書かれています。気になる方は購読してみてください。

努力を集中投下する時期

人生の前半戦に努力を集中投下し、初戦をとれ。

夢と金

西野さんのように成功されている方の言う言葉には重みがありますよね。時間は誰しも有限で、ちゃんと平等に与えられたものである。そのうち、前半戦で初戦をとらないと後半戦で苦労しますよというお話ですね。以前、西野さんの動画を見て20代のうちに頑張らないとなと思ったので下記に動画を貼っておきますが、20代じゃなくても今が皆さん若いです。今を0として、これからの前半戦を生きていきましょう。やるかやらないかで迷ったら、「とりあえずやってみて、違ったらやめよう」くらいの気持ちで挑んだほうがいいですよね。何事も挑戦です。後半戦でやらなくなるくらいなら今からでもするという勇気が大事だと気付かされました。

さいごに

今回は、西野亮廣『夢と金』について感想をまとめていきました。どうだったでしょうか。自分はこの本を読んで、これからの人生を後悔しないように生きていこうと思えました。NFTやらクラウドファンディングやら難しい言葉が沢山出てきますが、新しい出会いだと思い読み進めると学びにもなります。これからの人生を輝かしいものにしたい方は是非、お手に取ってみてください。引き続き、書評についての記事を更新していくので随時チェックしてください。