書評

鈴木 おさむ『もう明日が待っている』を読んだ感想|SMAPの絆

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今回は、鈴木 おさむさんの書籍『もう明日が待っている』を読んだ感想を書いていこうと思います。この書籍の見出しはSMAPの歌詞で構成されており、一言一言見るたびに泣きそうになります。この作品で得た著者印税は全て、能登半島地震の義援金として寄付されると書かれており、SMAPと関わってきたからこその活用方法だなと思いました。それでは実際に読んだ感想を書いていきます。

『もう明日が待っている』の著者

鈴木 おさむさんのプロフィール

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名前鈴木 収
生年月日1972年 4月 25日
職業放送作家 / 脚本家 / 作詞家 / パーソナリティ / タレント / 会社役員 / 映画監督
ジャンルテレビドラマ / バラエティ番組
配偶者大島 美幸
事務所スマイルカンパニー
Wikipedia

鈴木 おさむさんの著書一覧

作品名値段リンク
もう明日が待っている1,980円Amazon.jp
仕事の辞め方1,650円Amazon.jp
最後のテレビ論1,870円Amazon.jp
新企画1,430円Amazon.jp
著者プロフィール

鈴木 おさむさんの担当番組

番組名番組名
中居正広の金曜日のスマイルたちへキスマイBUSAIKU!?
SMAP×SMAP帰れマンデー見っけ隊!!
激レアさんを連れてきた。GENERATIONS高校TV
恋愛ドラマな恋がしたいコムドットって何?
Wikipedia

『もう明日が待っている』を読んだ感想

それでは、鈴木 おさむさんの書籍『もう明日が待っている』を読んだ感想を書いていこうと思います。ここでは特に"印象に残っている部分"を抜粋し、それに関する感想を書いていきます。自分の感想で少しでも、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。

嫉妬による思い

自分と同じ年で「アイドル」をやっていることを、可哀そうとすら思った。6人組のアイドルは、1991年9月9日にデビューした。彼らがテレビの中で歌い出し、僕は鼻で笑った。アイドルなんて時代に求められていない。これからも.....と。

もう明日が待っている

鈴木 おさむさんが同年代のアイドルに対して、嫉妬をしている場面でした。もし、自分が同じ立場だとしても嫉妬するのだろうと感じました。自分は黙々と与えられた仕事をしているけれど、アイドルは人から注目されながら色々しているわけで、羨ましいという思いも少なからずあったのかなと思いました。前例が中途半端な結果だったので今回もそうなるだろう、と期待する気持ちも共感できました。

本物とバレるには

タクヤが交差点の反対側に立つ女性の目をじっと見つめた。すると、その女性は「え!?」となった。本物が立っていることに気づいたのだ。そしてその女性が「えー!?」と黄色い声を上げると、その気づきが交差点にいる女性に一気に伝わっていき、数秒のうちに全員が僕の横に立つ「本物」を見て「キャーー!!」と言った。

もう明日が待っている

この話は初めて見たので、文章として読みながらその映像を思い浮かべると、木村 拓哉さんって凄いなと思いました。ドラマに出演をし、街から人がいなくなるほど人気だったからこそ、こういったことにもなるのだろうと思いました。それに、バレるように仕向ける仕草も格好良くて、ただ目を合わせるだけというところがクールだなと思いました。この女性が羨ましい限りです。

マイケル・ジャクソンの出演

粘りに粘って、2000万円で、日本のテレビ番組にマイケル・ジャクソンが出演することが決まった。

もう明日が待っている

日本のテレビにマイケル・ジャクソンを写すことに成功したのは、歴史的にも大きかったのかなと思いました。一般的なギャラよりも飛びぬけているけれど、それ相応の価値はあると感じました。SMAPとマイケル・ジャクソンが対面するシーンがYouTubeに残されていたりして、今もなお語り継がれる伝説となっているようです。マイケル・ジャクソンは亡くなってしまいましたが、あの瞬間は永遠だと思いました。

創業家の正義

その言葉は、今まで25年以上一緒にやってきたメンバーの一人が社長に謝る機会を作ってくれたおかげで、「今、僕らはここに立てています」というものだった。これを言わせることで、今回の騒動で「誰が悪いのか」をはっきりさせるものだった。でも、その「悪い」はその人にとっての「悪い」である。

もう明日が待っている

生放送を開始する数時間前には、作家さんが書いた台詞で行く流れだったのに、開始1時間前に創業家の人から来たプリントを見て「終わったな」と思う場面でした。色々な憶測があるとは思いますが、ここを読む限り腹立たしいです。国民的アイドルの結末を、ああいった終わらせ方で締めようとしたところは残念でした。SMAPの方も納得していないかもしれませんが、背くことができないのは仕方がなかったのかなと思いました。

さいごに

今回は、鈴木 おさむさんの書籍『もう明日が待っている』を読んだ感想を書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。