音楽評論

indigo la End『夏夜のマジック』を聴いてみた感想|刺さる歌詞紹介

今回は、indigo la Endさんの『夏夜のマジック』を聴いてみた感想を書いていこうと思います。2016年にリリースされ、今もなお聴き続かれている楽曲なので今更こんな自分が記事を書くなんてと思いますが、好きなものを好きなままに記事に書きたいので書かせてもらいます。indigo la Endさんの情報も下記に記すので、最後まで見て行ってください。

まず『indigo la End』を知ろう

まずは、この楽曲を作成してくださった『indigo la End』さんについてまとめていこうと思います。ここを読むだけでバンドメンバー全員の名前や情報を知ることができるかと思います。知りたかった情報がまとめられています。

indigo la Endメンバー

名前担当年齢(2023~)情報
川谷 絵音ボーカル・ギター34歳長崎県出身
長田 カーティスギター35歳山梨県出身
後鳥 亮介ベース41歳北海道音更町出身
佐藤 栄太郎ドラムス34歳ワンマンツアー『幸せが溢れたら』を経て、正式加入
和田 理生(元メンバー)ベース~ゲスの極み乙女・DADARAYで休日課長として活動
和田 茉莉子(元メンバー)ベース~~
オオタ ユウスケ(元メンバー)ドラムス・コーラス~結成当時は『太田 悠介』名義だった
wikipedia

自分は川谷 絵音さんが"ゲスの極み乙女"で『私以外私じゃないの』を歌う姿だったり、過去の不祥事ばかり考えていました。が、これほどまでに凄いバンドのボーカルをしてるとは知りませんでした。それに『夏夜のマジック』に関しては好きでずっと聴いていたのに、この方が歌ってると知ったのはこの記事を書いているときです。なので、人ってここまで成長できるんだなと思いました。才能があるからなのか、川谷さんの紡ぐ歌詞には重みが付いてくるように感じました。

indigo la Endの有名な曲

曲名アルバム名リリース年
夏夜のマジック藍色ミュージック2016年~
名前は片思い名前は片思い2023年~
通り恋濡れゆく私小説2019年~
想いきりCrying End Roll2017年~
チューリップ藍楽無声2020年~
忘れっぽいんだ忘れっぽいんだ2023年~
Google

全てを書ききれないほど、素晴らしい曲がありました。紹介したいけど、ここに書いてしまうと記事一面が曲名で埋まってしまうので今回はやめておきました。ここで驚いたこととして、『夏夜のマジック』以外にも自分が好き好んで聴いていた曲を作っているらしい。もう、このバンドは何者なんだと思ってしまいました。謎な部分がまた余計に魅力を増しているのでしょう。

『夏夜のマジック』を聴いた感想

今や、TikTokで使用されまくるindigo la Endさんの『夏夜のマジック』ですが、初めて聞いた時の感想は”うぅ、えげつない~”でした。自分では作れない言葉を連ねていって、それを音に乗せて歌にされた感じがして一瞬で虜になりました。そもそも、この楽曲は冒頭からチルい。最近の若者言葉を使うのならエモいが合うか。まぁ、そんな言葉らが似合う曲の始まりとなっていました。あと、サビを好きになる人が多いようですが自分的にはサビ前の高くなる感じが癖で何回も聴いています。友達は進学やら就職やらで県外に行ってしまい、地元でたった一人自分だけが残ってしまった夏の夜に聴くと泣いてしまいそう。感情の揺らぐ一曲として、泣けない夜はこの曲をリピートしてしまいましょう。

刺さる歌詞紹介

自分に刺さった歌詞を紹介していこうと思います。夏が大嫌いな人、片思いで苦しんだ過去がある人、又は片思いで苦しんでいる人などにとってはグサグサと突き刺さるかもしれません。川谷さんは意地悪なので、あえて言葉を鋭いままに歌詞にする癖があるのかしら。そこも好きなんですけどね。

刺さる歌詞.1

祭りの音が聞こえ始める時間に、決まって鳴く野良猫の顔が嬉しそうだ

Uta-Net

これ、ちょっと話が変わってくるんですけど、ついこの間行った花火大会と重なる部分があって心に刺さってしまいました。その花火会場の近くに野良猫がいて、いつも人が通らないのに花火があるからと人通りが多く、その野良猫は沢山の人に可愛がってもらってて嬉しそうな顔をしてたなという記憶がフラッシュバックしてくる歌詞となりました。

刺さる歌詞.2

今なら君のことがわかるような気がする

Uta-Net

夏というだけで、君のことが全てわかるような現象ってたまにありますよね。単純な理由で好きになるのと同じように、単純なことで全てをわかった気になること。あるあるやな~と思わせてくれる歌詞です。最終的に”何もわかってないやん”というオチが大抵なんですけどね。

刺さる歌詞.3

夏になると思い出す別れの歌も、今なら僕を救う気がする

Uta-Net

春は別れの歌が多いのは納得がいく。なんせ進学や就職、色々と人が変わっていく季節だから。でも、夏に別れの歌が流れることなんてあるのかと考えてしまいました。もし、夏に別れの歌が流れたらそのまま”夏やし、別れても付き合ったままでもええんちゃうん?”と言ってしまいそう。軽々と。夏って危ないね。

刺さる歌詞.4

夏が終わる前に、この歌が始まって、こぼれる2人を見守るから

Uta-Net

ラストフレーズに、この言葉を持ってくる川谷さんって一言でいうと『エロい』ですよね。え?その理由は何でかって?そんなの夏が終わる前だからですよ。この記事を書く今も、夏が終わりを迎えそうな頃。あまり深くは聞かないでください。とりあえず、『夏夜のマジック』を聴いて。あなたもマジックにかかってください。

さいごに

今回は、indigo la Endさんの『夏夜のマジック』について感想を述べさせていただきました。色々と言ってしまい申し訳ありませんでした。でも、本音です。indigo la Endさんの楽曲をこれからも聴かせてもらいます。このサイトでは随時、”音楽評論”の記事を更新していくのでチェックしてくれると嬉しいです。