書評

鴨頭 嘉人『夢と金が9割』を読んだ感想|タクシードライバーの話

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今回は、鴨頭 嘉人さんの書籍『夢と金が9割』を読んだ感想を書いていこうと思います。鴨頭さんはYoutube講演家としても活動しており、他にも出版社「鴨ブックス」や「話し方の学校」を立ち上げるなど、多岐にわたって活動されている方です。笑顔が特徴的なのも良い点です。書籍は語りのように書かれているため、読みやすいと思います。それでは、感想と著者さんの概要を書いていきます。

『夢と金が9割』の著者

それではまず、『夢と金が9割』を紹介するにあたり、著者さんのプロフィールを紹介していこうと思います。書籍一覧や略歴も簡単に書いていきます。著者さんを知ることで少しでも、書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。

鴨頭 嘉人さんのプロフィール

QA
名前鴨頭 嘉人
誕生日1966年 12月 23日 (57歳)
職業実業家 / 経営者 / 講演家 / Youtuber
自称炎の講演家
公式サイトTOKYO KAMOGASHIRA LAND
Youtubeチャンネル鴨頭嘉人(かもがしら よしひと)
Wikipedia

鴨頭 嘉人さんの書籍一覧

作品名値段リンク
夢と金が9割2,500円Amazon.jp
あなたのスピーチレベルがあなたの年収を決めている1,657円Amazon.jp
人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった1,805円Amazon.jp
マクドナルドで学んだすごいアルバイト育成術1,007円Amazon.jp
著者ページ

『夢と金が9割』を読んだ感想

価値が変わる瞬間

仮にタクシーの運転手さんの年収が250万円だとします。で、僕、鴨頭の年収が2,500万円だとします。 ~~ さてこのとき、僕が持つ5,000円と、運転手さんの持つ5,000円の価値は、どちらが高いですか? はい。言うまでもなく、運転手さんの持つ5,000円の価値の方が、高いですよね。

夢と金が9割

鴨頭さんが、お金の価値が変わる瞬間を実感した話でした。この話を読んで自分も、”確かにこう考えれば価値って変わるんだな”と気付かされました。5,000円という紙幣は誰に対しても同じ意味を成しますが、年収によって価値が変わるとのこと。ここでは、年収が低い人ほど価値が上がるとなっていました。確かに、年収が低いからこそ少しでも所得が増えると嬉しいものです。「今日は5,000円しか稼げなかった」なのか「今日は5,000円も稼げちゃった」なのか、価値が変わるのだと覚えておくべきです。

お金という紙

それはもともと、自分で生み出したモノではないはずです。誰かから回ってきませんでしたか? それをなぜ、自分だけのモノだと思っているのでしょうか? こういう高齢者の方、本当に多いんですね…。

夢と金が9割

勿論、前提として自分が頑張った対価として貰うものがお金なのかもしれません。しかしもともとは、そのお金を生み出した場所がある。そう解釈してみると、自分の手元にだけ集めるというのはあまりにも傲慢だと感じました。集めるだけが善ではなく、いろいろな場所に回していくことも肝心なんだと思いました。回りまわって返ってくることもあるのがお金なんだと理解しておくべきです。

働く意味とは

「俺は欲しいものがあるから仕事をしているんだ。欲しいものが無いのに、働くなんてありえないだろう」「なんだ、日本人は働くことがゴールなのか? 俺は違う」「欲しいものが無ければ、働く意味はない。夢があって、それがお金がかかるから仕事をするんだ」「夢がないのに働く意味なんてない、金が先なんて考えられない」

夢と金が9割

働く意味に関して、海外の方から聞いた話でした。この人の場合は「欲しいものがあるから働く」とのこと。しかし今の日本では、「生きるために働く」が主となっているように感じました。確かにお金がなければ生きていけないものですが、働く意味として「生きるため」というのが苦しいところなのかなと思います。結果として楽しくない仕事になってしまうのだと感じました。なので、楽しく働くためにも意味を改めて考え直す必要があるように思いました。

夢に繋がる行動

お金の価値を知れば、お金の使い方がわかる。お金の使い方がわかれば、自分や他人、社会を幸せにすることができる。自分と他人、社会を幸せにすることは結局、みんなの夢につながっていきます。

夢と金が9割

お金の価値を知ることで、お金をどう使うべきかが見えてくるとのこと。自分だけが得をするために貯金をするだとか、誰かに幸せになってもらうためにお金をつぎ込むのではなく、自分も他人も、そして社会も幸せにするためにはある程度の使いまわしが必要なんだと思いました。貯めるだけが善ではない、という思考をこの書籍から学ぶことができました。

さいごに

今回は、鴨頭 嘉人さんの書籍『夢と金が9割』を読んだ感想を書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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