
今回は、映画『キラー・ナマケモノ』を観たレビューを書いていこうと思います。ナマケモノがどういった経緯で人を殺してしまったのか、ナマケモノがどういう考えをしているのか分かりやすい映画でした。所々笑ってしまうようなシーンがあり、ありえないよなと思う場面もありました。それでは詳しく、映画を観たレビューと概要を紹介していきます。
『キラー・ナマケモノ』のキャスト一覧

キャスト一覧
name | name |
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リサ・アンバラバナール | シドニー・クレイヴン |
オリビア・ルーリエ | アンドリュー・ホートン |
ビアンカ・ベックルズ=ローズ | ティフ・スティーヴンソン |
ステファン・カピチッチ | ~~ |
スタッフ一覧
Q | A |
---|---|
監督 | マシュー・グッドヒュー |
製作・脚本 | ブラッドリー・フォウラー / キャディ・ラニガン |
撮影 | マーク・デイヴィッド |
音楽 | サム・ユーイング |
キャスティング | イレンカ・ジェロウィツキ |
コスチュームデザイン | ジョバナ・ボゾビッチ |
編集 | マイク・メンデス |
プロダクションデザイン | ニコラ・ベルチェク |
ヴィジュアルエフェクト | SILO FX |
『キラー・ナマケモノ』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー
大学4年生のエミリーは、大学の社交クラブに所属していたが、地味な学生生活に焦っていた。親友の励ましをよそに、ある日、ショッピングモールで唆されたエミリーはナマケモノを買う。アルファと名づけて寮で飼い始めると、エミリーの追い風となるのだが……
映画ナタリー
解説
マシュー・グッドヒュー監督がナマケモノを殺人アニマルに仕立てあげた、パニックホラー。中央アメリカの密林で捕獲されたナマケモノが、人気者になりたい地味な女子大学生によって学生寮のマスコットとして飼われるも、やがて女子大学生たちを血祭りにしていく。出演はリサ・アンバラバナール、シドニー・クレイヴン、オリビア・ルーリエら。
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『キラー・ナマケモノ』を観たレビュー

ナマケモノの作り物感
ナマケモノが出てくるシーンが複数回あるのですが、どうしても作り物感が否めないなと思いました。ナマケモノが運転をしたり、SNSを更新したり、非現実的な部分も出てくるので映画としては面白く観られるのかなと思いました。ただ、物語としては無理やりな作りもあったので、作り物のナマケモノが女子寮のマスコットになって殺していくという流れを理解しておくだけでいいと思います。
動物を使って有名になる女性
どうしても女子寮のトップになりたい女性が、動物を使って有名になろうとする話でもありました。これは作品内だけに収まらず、現実でも動物を使って有名になろうとする人がいるので恐ろしいなと思いました。動物を使って有名になった挙句、その動物が殺意を抱き、女子寮の殆どの人間を殺していくというところは、別に全員殺すことはないんじゃないか、と思いました。
ナマケモノって不死身なの
頭をティアラで突き刺したり、銃で体に何発も打ち込んだり、高所から投げ出されたり、棒で体を刺されたり、色々な方法で殺されようとしますが、ナマケモノは中々死ぬことがなく、不死身なんじゃないかと思わせられました。映画終盤の、ナマケモノを殺してしまうシーンで、ナマケモノが故郷を見つける場面では思わず、「今かよ」と突っ込んでしまいました。後ろの人は笑っていました。
女子寮が存続される謎
残虐に人が殺されまくった寮が、最終的に存続されているところも謎だと思いました。普通は、人が死んだところにもう一度足を踏み入れようとは思わないものですが、女性たちも仲良くなってその寮に居続けるというところも恐怖を感じました。これに関しては、国の価値観による問題なんだろうなと思ったので、この作品が作られた国では殺人が当たり前のようにあるところなのかなと思いました。
さいごに

今回は、映画『キラー・ナマケモノ』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。