今回は、ブレイディみかこさんの書籍『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍はシリーズ累計100万部を突破するほどの作品で、文庫化もされているみたいです。Amazonの説明欄には「ノンフィクション」と書かれており、書かれている内容が実際にあったことだと思うと共感できる気がします。それでは書かれている名言を紹介していきます。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の名言集
悪いと無知
頭が悪いってことと無知ってことは違うから。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知ではなくなる
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
たまに、ただ無知なだけの人を「馬鹿」呼ばわりする人がいて、その人がそれを知らないだけであって馬鹿ではないんだよなと思っていたことが言語化されていたのでスッキリしました。頭の悪い人は自分から情報を取りにいかないだけであって、無知な人は情報を知り得たときに化けると思っています。時間の使い方次第で人は、変わるんだなと考えさせられました。
多様性ってもの
多様性ってやつは物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
第一に、一番は”多様性”という言葉が無いほうが楽とのこと。けれども、人は色々なものを求めてしまうから、その言葉が生まれたんだと思いました。求めすぎたが故にできた言葉のため、変化を受け入れたくない人からは反発を買うよなとも思いました。一生交わることのない喧嘩が起こるのだから、そりゃないほうが楽だよな、と思いました。しかし一度できたものを無くすことはできないので、しょうがないと受け入れるしかないように感じました。
いじめ
これって、そういう勝ち負けの問題なの?いじめって、闘いなの?
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
「いじめ = 強いものが弱いものを言葉の武器で殴る」とか、「いじめ = 場にいらないと見なして殴る」とか、いじめは色々な理由から始まるものだと思いますが、そもそもの話として、闘いなのだろうか、と考える言葉となっていました。いじめに勝ったからといって、地位が上がるものでもないと思います。社会ではしっかり実績を積んできたものが稼ぐ仕組みで、いじめで稼いでもバレたら崩れていきますからね。一瞬の過ちが一生の傷として残るのを理解したうえでいじめをする分には、考える能力が長けていないのだろうと思いました。
金持ちによる格差
いまや親に資本がなければ、子どもが何かに秀でることは難しい。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
現代社会は、親の資本によって子供の才能も決まるのだと書かれていました。異種的な感じで、子供が化けることができれば話は別ですが、大抵は化けることはないものです。習い事や塾、やりたいことも結局はお金が絡んでくるので、出来る幅というのが親の資本によって限られてくるのだと思うと、これから産まれてくる子供は嫌な時代に産まれてくるよな、と思ってしまいました。
返ってくるもので
そうやってな、他人にしたことは、ぜんぶ自分に返ってくるんだよ
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
本当にこの通りなのですが、他人にしたことはちゃんと自分に返ってきます。なので極力、悪いことはしないように心掛けておいたほうがいいと思いました。相手のことを好きになったり、好きにはなれなくても良い対応をすることで、相手からも同じように接さられると思うと、そうしたほうが得だよなと思いました。数億を稼ぐ経営者たちは、人によって対応を変えない人が多いらしく、こういう部分も絡んでくるんだろうなと思いました。
さいごに
今回は、ブレイディみかこさんの書籍『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。