書評

加賀 翔・白武 ときお『鼻を食べる時間』を読んだ感想

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今回は、加賀 翔さんと白武 ときおさんの書籍『鼻を食べる時間』を読んだ感想を書いていこうと思います。この書籍を音読して読んでいたのですが、「うわ~」とため息交じりの驚きがある書籍でした。最後のほうでは”印象に残った一言”をピックアップするので、最後まで見ていってくれると嬉しいです。

『鼻を食べる時間』の著者

鼻を食べる時間』を紹介するにあたり、まずは著者さんのプロフィールを紹介していこうと思います。経歴が凄い方々なので、書ききれないと思いますがまとめていきます。著者の詳細を知ることで、今作に興味が湧いてくれると嬉しいです。

加賀 翔さんのプロフィール

QA
名前加賀 翔
誕生日1993年 5月 16日
身長174cm
趣味自由律俳句 / 短歌 / スナップ・ポートレート
相方加賀 壮也
Wikipedia

加賀 翔さんの著書一覧

作品名値段リンク
おおあんごう1,363円Amazon.jp
鼻を食べる時間1,760円Amazon.jp
Google

白武 ときおさんのプロフィール

QA
名前白武 ときお
誕生日1990年 12月 17日
職業放送作家
担当番組ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! / 笑ってはいけないシリーズ / 霜降りミキXIT etc...
Wikipedia

白武 ときおさんの著書一覧

作品名値段リンク
Youtube作家的思考924円Amazon.jp
Youtube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術1,359円Amazon.jp
鼻を食べる時間1,760円Amazon.jp
著者ページ

書籍のあとがきに出会いのきっかけが書かれていました。「木のまわりをぐるぐると動き、自分の服を汚しながら膝をついて写真を撮っている者がいる。加賀君である」とあり、職業の違う者が出会うきっかけは何気ない日常の中にあるんだなと思いました。そのような言葉を見て、日常を当たり前と思わずにちゃんと見て動こうと思えました。

『鼻を食べる時間』を読んだ感想

それでは『鼻を食べる時間』を読んだ感想を書いていこうと思います。ここでは”特に印象に残った言葉”をピックアップし、それに関する感想を書いていこうと思います。自分の感想で少しでも、読んでみたいと思う方が増えてくれると嬉しいです。

振り返っても

渚を振り返る 足跡しか無い

鼻を食べる時間

この言葉は、おそらく誰かと一緒に歩いたときの記憶なんだろうなと思いました。横には君がいるのに、後ろを振り返ると足跡しかなく、こんなに歩いたんだよな、と思わせる演出なんじゃないかと思いました。捉え方は人それぞれなので、あくまでも自分はこう感じました。

傘・傘・傘

傘盗まれたふりして寄せる / 半個室のような傘の中

鼻を食べる時間

傘に関する言葉を2つ紹介しました。1つ目の「傘盗まれたふりして寄せる」とは、学生に多いシチュエーションのように感じました。「傘がなくなったから入れてくれない?」と言い、半ば強制的に体を寄せ合うことになる。青春ですね。2つ目の「半個室のような傘の中」とは、相合傘をしているときの状況を表しているみたいです。傘の中を半個室と表現するあたり、凄い表現力だなと唸りました。

フライドチキン

フライドチキンの痕跡をなくすしゃぶり

鼻を食べる時間

この書籍は”エロ自由律俳句”ということで、言葉からエロを想像するのが当たり前なのですが、「フライドチキンの痕跡をなくすしゃぶり」とは某フライドチキン専門店に行けば誰もがする仕草なのでなんか日常的なエロだなと感じました。逆にフライドチキンを食べているときに「エロいな~」と思う人がいるんだと思うと、緊張しますよね笑。

ネイル

ネイルが乾くまで弱い

鼻を食べる時間

これは女性の方が共感しまくる言葉なのではないか、と思うのですが、ネイルを塗った後の”絶対に何にもぶつけない”という意思で弱くなることがありますよね。だから、ネイルをした後は何をするにも慎重に行動してしまうため、弱いように見えるのだと思いました。その点、男性はネイルをする人が少ないので、この弱点を愛してあげられるかが重要だと感じました。

前の恋人

前の恋人の影響を持ち寄っている

鼻を食べる時間

殆どの恋愛は、「前の恋人の影響を持ち寄っている」とのこと。あの人が好きだった香水をつけたままだとか、あの人に買ってもらった服を着たままとか。一番驚いたのは、前に好きだった人の名前を子供に命名する親もいるということです。恋愛もそうですし、優しさもそうだと思うのですが、結局は過去からの引っ張り出しでしかないんだろうなと思いました。

さいごに

今回は、加賀 翔さんと白武 ときおさんの書籍『鼻を食べる時間』を読んだ感想を書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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