名言

田中 泰延『読みたいことを、書けばいい。』の名言集

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今回は、田中 泰延さんの書籍『読みたいことを、書けばいい。』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は発売2.5ヵ月で15万部を突破するベストセラー書籍で、説明欄には「全く新しい文章講義、開講です」と書かれていました。それでは書籍に書かれている名言をいくつか紹介していこうと思います。

『読みたいことを、書けばいい。』の名言集

書籍を読むことで

『文章力向上72のステップ』などという本を見ると、気が遠くなる。だいたい、いつまでステップしているのか。いい加減にホップをするなり、ジャンプをしてはどうか。

読みたいことを、書けばいい。

文章力を向上させるために72ステップが載せられた書籍を読んでいても、気が遠くなるだけとのこと。ずーっと、ステップしてばかりで、ホップジャンプをできていないんじゃないかと疑問視している著者が「いい加減にホップをするなり、ジャンプをしてはどうか」と読者に問いかける文面でした。他人の教科書を読んでばかりではなく、そろそろ重い腰を上げて自分が書かんかいと言われているように感じました。

文章読本とは

そもそも文章読本というのは、文章を書くことによって功なり名遂げた人が著すものだ。有名なところでは谷崎潤一郎『文章読本』、三島由紀夫『文章読本』、丸谷才一『文章読本』などがある。これらに共通する点は、第一に、名だたる文豪が書いたものであるという点だ。第二に、題名が同じなので買うときに紛らわしい点だ。

読みたいことを、書けばいい。

文章読本とは何なのか分からず、調べてみましたが「小説家が読者向けに文章の書き方、読み方を分かりやすく記した文章講座の随筆集」とのことです。それだけ書籍と真剣に向き合ってきた者だけが書ける随筆集のようです。これには共通点があり、「名だたる文豪が書いたもの」と「題名が同じで紛らわしい」の二点。文豪だからこそ書ける随筆集なのかなと思うと、読んでみたい!と感じました。

出発点とは

「わたしが言いたいことを書いている人がいない。じゃあ、自分が書くしかない」読み手として読みたいものを書くというのは、ここが出発点なのだ。

読みたいことを、書けばいい。

自分が著作家として活動する理由ともなったものが書かれていて、びっくりしました。結局、読みたいものがないから自分で書くしかないと思い立って作家になる人が多いように感じました。それか、誰かに憧れて物書きになってみたという人がいるように思いました。始まりは人それぞれで違いますが、それぞれの始めた理由に意味があるんだと思うと凄く世界が素敵に見えてきました。

記事になることとは

「わたしが愛した部分を、全力で伝える」という気持ちで書く必要があるのだ。愛するポイントさせ見つけられれば、お題は映画でも牛乳でもチクワでも良く、それをそのまま伝えれば記事になる。

読みたいことを、書けばいい。

「愛した部分を、全力で伝える」という一文が凄く美しいなと感じました。お題は何だって良くて、ここでは「映画」「牛乳」「チクワ」と挙げられていますが、極論を言うと「綿棒」でもいいですからね。自分の心の中に沸々と湧いた愛がこぼれそうで記事にしちゃった、というライターがいたら恋しそうです。それくらい、愛があれば何でも書けるということのようです。

書くこととは

書くことは、生き方の問題である。自分のために、書けばいい。読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。

「書くことは、生き方の問題」とあり、凄く難しい問題だなと感じました。生き方次第で書き方も変わるように感じました。また、「読みたいことを、書けばいい」とありますが、少しでも物書きとしての活動者になる人が増えてくれたらいいな、という思いが込められているように感じました。

さいごに

今回は、田中 泰延さんの書籍『読みたいことを、書けばいい。』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。物書きとして活動する者として、志にすべき言葉が沢山ありました。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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