書評

中野 信子『科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ感想

※このサイトはAmazonアソシエイトを利用しています

今回は、中野 信子さんの書籍『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ感想をまとめていこうと思います。この書籍は20万部を突破し、単行本や文庫本とはまた新たに違う新書版で刊行されたものです。"運のいい人だけがやっている「思考」と「行動」"を知ることができる書籍となっており、読んだ瞬間から運がよくなるかもしれません!それでは、感想を書いていきます。

『科学がつきとめた「運のいい人」』の著者

新版 科学がつきとめた「運のいい人」』を紹介するにあたり、まずは著者の紹介をしておこうと思います。中野 信子さんとはどのような人物なのか、どのような経歴をお持ちの方なのか、少し調べてきたので紹介します。別の書籍も数多くあるようなので、見てみてください。

中野 信子さんのプロフィール

QA
名前中野 信子
生年月日1975年 ~
学歴東京大学大学院 医学系研究科 博士課程修了
職業脳科学者 / 認知科学者 / 評論家
所属ビックベン
ジャンル脳科学 / 認知科学
趣味現代アート / 読書(歴史,ミステリー) / 香りを楽しむこと / スキューバダイビング / クレー射撃
Wikipedia

中野 信子さんの著書一覧

作品名値段リンク
エレガントな毒の吐き方1,320円Amazon.jp
賢くしなやかに生きる脳の使い方1001,320円Amazon.jp
科学がつきとめた「運のいい人」985円Amazon.jp
あなたの脳のしつけ方979円Amazon.jp
不倫と正義924円Amazon.jp
脳科学からみた「祈り」628円Amazon.jp
著者ページ

中野さんのプロフィールを作成しているときに”凄いな”と感じたことがあり、それは「趣味が沢山あること」です。趣味を見つけることは難しいものですが、これほどまでに自分が心を許すことのできる趣味を見つけられるのはどういうコツがあるのだろうと考えてしまいました。中野さんは上記の書籍以外にも数多くの書籍を刊行されています。詳しくはこちらから見てみてください。

『科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ感想

それでは、『科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ感想を書いていこうと思います。ここでは特に、”この話は覚えておいて損なし”と感じたものを抜粋してその感想を書いていきます。大事な部分かと思うので、よろしければ最後まで見ていってください。

人生という限られた期間

人生という限られた期間における目の出方はある程度はどちらかに偏ってしまいます。しかし、圧倒的にマイナスだとか、圧倒的にプラスだという人も、存在しないといってもいいくらい、めったにいるものではありません。

科学がつきとめた「運のいい人」

ここでのチェックポイントは、「圧倒的にマイナスやプラスな人はいない」ということです。自分ばかりが不運でついてないな、と感じる人がいるかもしれませんが、その時がマイナスなだけであり、未来にプラスなことが起こる前兆だと言えます。自分だけでなく、他の人もちゃんとプラスマイナスが引き起こる。それを理解した上で生きていくだけでも少しは気が楽になる気がします。

自分を大切に扱う

あるいはひとりで食事をするとき。運のいい人は、安易にコンビニエンスストアのお弁当ですませようとはしません。心のこもった料理を出してくれるレストランに足を運ぶ、または簡単なものでも自分で作るのです。つまり、自分を粗末にせず、自分を大切に扱う。他人を敬うのと同じように、自分自身を敬うのです。

科学がつきとめた「運のいい人」

コンビニエンスストアでお弁当を選ぶ理由として、「時間がない」が挙げられます。ここではレストランに足を運ぶ、簡単なものなら作ると書かれていますが、仕事に追われて時間がない人がコンビニエンスストアに駆け込むんじゃないかと感じました。仕事ばかりを優先して自分の扱いを雑にしてしまうと、仕事のクオリティも落ち、自分自身が崩れていくんだろうなと思います。自分を大事に、をモットーに生きていきたいと思いました。

運を呼び込むこと

人の運のよしあしは、科学的にみれば、もともとその人がもっているというよりも、その人の行動パターンによって決まると考えるべきでしょう。運のいい人のそばにいると、その行動パターンが似てきて、「運を呼び込む」ことができるのです。

科学がつきとめた「運のいい人」

運が良かったり悪かったりするのは、生まれ持ったものというよりかは、その人自身の行動パターンで変わってくるとのこと。自分は運がいいと思い込めば運が良いように感じるし、周りにもそういう人が寄ってくる。結果的に膨大な”運がいいと思っている力”が出来上がるのかと思いました。自分を卑下せず、「なんで私ってこんなに運がいいのかしら」くらい強気でいてもいいんだなと感じました。

夢を叶える人

夢を叶える人、セレンディピティーを発揮できる人というのは、常に頭のどこかで自分の目標や夢について考えています。目標や夢が叶った状態を、いつも思い描いているのです。

科学がつきとめた「運のいい人」

ここに書かれていることが、今の自分と同じすぎて”もしかすると自分って運がいい人なのかも”とワクワクしてしまいました。夢の叶う人は必ず、ビジョンがあって、そこに向かって突き進む志があるから格好良く見えたりします。ちゃんとゴールした後のことも想像して、思い描いておくというのは流石ですよね。夢を公言して終わりではなく、夢のビジョンを細かく考え抜くことが大事だと気付かされました。

さいごに

今回は、中野 信子さんの書籍『科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ感想をまとめていきました。どうだったでしょうか。科学的なことをずっと追及している方の紡ぐ言葉には重いものを感じました。この記事を通して、少しでもこの書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

-書評
-, ,