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武田 綾乃『嘘つきなふたり』の名言集|私が先生を殺したの

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今回は、武田 綾乃さんの書籍『嘘つきなふたり』に書かれている名言を紹介していこうと思います。武田さんは代表作として『響け!ユーフォニアムシリーズ』があり、若いうちから作家として活躍されている方です。今回紹介する書籍の概要欄に「誰か教えてほしい 恋愛や親友の定義を、人生の模範解答を」と書かれており、惹かれる魅力があります。下記で名言を紹介していきます。

『嘘つきなふたり』の名言集

相手を試したくなる

恋人だったり友人だったり、ワガママを言って自分のことをどこまで許してくれるか相手を試してみたくなる。未熟な子供が大人にそうした試し行動をするのはある種、当たり前のこと。自分が愛されているかの確認なんだ。

嘘つきなふたり

相手を試したくなる、という言動は今の自分に刺さる言葉でした。自分がここでどうすれば、相手はどういう反応をするのだろうと考えてしまうことがあったりする人にとっても刺さる言葉なのかなと思います。そういう試し行動をすることで、相手がどれだけ自分のことを愛しているのかを確認するのは恋愛あるあるだよな、と感じました。気付かぬうちにしていることを言語化されると、何だか恥ずかしいですね。

事実を知る

事実を知ったところでどうしようもできないって気付く瞬間が一番悲しいよ。人生って、後悔することばっかりだな。

嘘つきなふたり

事実を知らないまま生きている方がよっぽど楽しくて、事実を知ってしまうとつまらなくなるのが現実なのかなと思いました。最近で言えば、裏金問題や芸能界の問題がありますが、知りすぎてもつまらなく感じてしまうものです。なので、知ってしまわない方が楽観的だった部分は必ずあるんだよなと気付かされました。人生という長いレールの上で、どう転がるかを考えるきっかけになりました。

基本的にクソ

人生なんて基本的にクソだって、皆自覚すべきなんだよ。良い人生なんて求めてたら一生しんどい。マシな人生でいいんだよ。昨日よりも今日、今日よりも明日、クソみたいな毎日を少しずつマシにしていくんだ。

嘘つきなふたり

人生は基本的にクソだ、という言い分。自分もこれには非常に賛同できるので、書かせてもらいました。毎日を繰り返す日常は絶対的にクソで、でもそのクソな日常をどう色付けていくかが肝心なのかと思いました。今日はクソだから、明日はましなクソになるよう努力したいと思わせられました。

不安定で脆いそれ

私達は一生、己の選択に振り回されながら生きていく。選ばなかった選択肢を足場から削り取り続けていけば、最後に振り返ったときには不恰好な道ができている。不安定で脆いそれを、人は人生と呼ぶのだろう。

嘘つきなふたり

選んだ道より、選ばなかった道の人生も考えてみたいと思います。しかし、選んだ選択肢を振り返って見たとき、不格好ながらも道ができているのが人生なのだろうとのこと。道が途絶える人もいますが、か細くなりながらも道を伸ばす人もいます。人にはそれぞれの道があって、その上で足場を選びつつ歩きますが、もっとスキップをできるような広い足場を持っていたいと感じました。

自分の価値

自分の価値は結婚したかどうかで変わるものじゃなくない?その人の価値はその人自身が決めるものであって、他人から決められるものじゃないでしょ。

嘘つきなふたり

自分の価値は自分で決めるものであって、あなたも誰かの価値を勝手に決める筋合いはないですよ、とのこと。実際この通りで、結婚したかとか就職したかとか、その他の社会的に認められた部分で他人を評価するのは違うんじゃないかと思います。その人の生き様だったり、その人ならどちらを選ぶか等、その人の存在に着目するだけであり、勝手に価値を決められないと感じました。

さいごに

今回は、武田 綾乃さんの書籍『嘘つきなふたり』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍の興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。