今回は、大久保 佳代子さんの書かれた書籍『まるごとバナナが、食べきれない』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍では特に、「わかる！」だったり「あるある！」な内容が多かったです。Amazonのページには「大久保 佳代子の半世紀を食の思い出を通して、等身大の飾らない文章でユーモラスに描いた、妙齢女子たち大共感のエッセイ42本」とあり、同世代の方からは共感ばかりだそうです。下記で名言を紹介していきます。
『まるごとバナナが、食べきれない』の名言
30年目にして思うこと
30年目を迎えて改めて思う。私達は、やっぱり友達なんだよなと。友達って、ずっと一緒の時期もあるけど、そうじゃない時期もあって。でも友達だから縁が切れることはない。光浦さんとの関係も、それでいいのかなと思っています。
まるごとバナナが、食べきれない
友達という関係性をより深くしたものが書かれていました。ずっと一緒の時期もあり、そうではない時期もあり、色々な関係性に変わりゆく中で最終的には”やっぱり友達だね”と思えたらそれでいいんじゃないかとのこと。友達だから縁が切れないし、縁が切れた後のことも考えられないなと思いました。光浦さんとは、大久保さんの相方で”オアシズ”というお笑いコンビです。友達だからこそ作れる笑いもあるのかな、と感じました。
40代はとにかく
40代の私はとにかく酔うのが早い。若い頃に比べて、完全に内臓が弱まっているんでしょうね。次の店に行きたい気持ちはあるものの、行ったところでもう飲めない。飲めたとしても楽しくない。
まるごとバナナが、食べきれない
若い頃は出来ていたことが、歳をとるごとに出来なくなってしまうと悲しいですよね。酔うのが早くなってしまったのは、内臓が弱まっているからなのでしょう。次も行きたいという気持ちは若々しいですが、次に行けても飲む気力はないと思うと楽しめないとのこと。お酒をあまり飲まない自分にとって、お酒を飲んだときの楽しさが分かりませんがいつか分かるのでしょうか...
行き場のない母性
行き場のない母性の注ぎ先を探すように、ぬか漬けを始めたり、味噌を自分で作ってみたり、手間暇かかる料理にこだわり始める妙齢女子達。パン作りも怪しいよね。生地を練って、寝かして、焼くなんて。絶対に買った方が早いもん。
まるごとバナナが、食べきれない
結婚をして子供を産み、育児に励む周りの女性を見ていると”私の母性はどこへ”と考えてしまうのでしょうか。結果的に行き場を無くした母性は、ぬか漬けやパン作りに注ぐ。その分愛が注がれて美味しくなると思いますが、なんだか寂しいという気持ちは抱いたままのパターンが多いですよね。この寂しいという思いが行き場を無くしたとき、どこに注がれるのか気になります。
今の私の幸せ
何かに期待してドキドキしたりガッカリしたり、そういうのはもう疲れちゃうから。派手でもなく、贅沢でもない、何事もなく健康に迎えられる日常こそが、今の私の幸せ。
まるごとバナナが、食べきれない
今の自分はまだ20代で、日常というよりかは真新しいことを経験したい年齢ですが、50代を超えてくると「何事もなく健康に迎えられる日常」が有難いと思い始めるみたいです。でも実際、毎日を健康に繰り返し迎えられるって素敵なことですよね。健康でいなければ何もできないわけですし、生きていなければ自分の意志で動けませんから。そう思うと、日常こそに幸せが詰め込まれていたのかなと思いました。
お清めの塩
基本的に自分の中のモヤモヤは一人で解決。たまにいるじゃない、延々とネガティブトークを続ける人。褒め言葉というお薬は一回分、話を聞くのは一回まで、それが大人の愚痴ルール。それを超えると本当にお清めの塩をまいてやろうかと思いますからね。
まるごとバナナが、食べきれない
自分の中で湧いたモヤモヤは、自分で解決することに意味がありますよと。でもたまに、ネガティブトークを延々と続ける人もいて疲れてしまうのが人間関係なのかなと思いました。大久保さんの定義する「大人の愚痴ルール」は自分にも当てはまるものがあり、ぜひとも実践したいなと思いました。最悪、本当にイラついてしまったときは塩をまいてしまおうと思います。ありがとうございます、大久保さん。
さいごに
今回は、大久保 佳代子さんの書かれた書籍『まるごとバナナが、食べきれない』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。芸歴31年ということもあり、言葉のチョイスが流石だなと思うものばかりでした。自分は「大久保さん = 下ネタ」という印象ばかりを抱いていたので、この書籍を通して新たな大久保さんを知ることができました。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。
