今回は、藤井 風さんの『花』の歌詞に込められた思いを想像しながら記事を作成しようと思います。この楽曲は「いちばんすきな花」のオープニングとエンディングで使用されており、その他にTikTokでは「いちばんすきな花」風の動画を作成して載せるというちょいバズが起こっているみたいです。イントロから引き込まれる音が鳴り出すので、初めて聴く人は好きになるかもしれません。
まずは『藤井 風』を知ろう
藤井 風さんのプロフィール
Q | A |
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出生名 | 藤井 風 |
生誕 | 1997年 6月14日 (26歳) 2023年現在 |
出身地 | 日本 - 岡山県 浅口郡里庄町 |
職業 | シンガーソングライター / ミュージシャン / ピアニスト / 作詞家 / 作曲家 |
担当楽器 | ボーカル / ピアノ / エレクトーン / サックス |
活動期間 | 2010年 ~ |
レーベル | HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA (2019年 ~) |
事務所 | HEHN RECORDS |
公式サイト | Official Site |
藤井 風さんの楽曲一覧
曲名 | リリース年 | Music |
---|---|---|
花 | 2023年 | Apple Music |
死ぬのがいいわ | 2020年 | Apple Music |
まつり | 2022年 | Apple Music |
grace | 2022年 | Apple Music |
きらり | 2022年 | Apple Music |
旅路 | 2022年 | Apple Music |
藤井 風さんの楽曲はこれだけではないので、まだ気になる方はこちらから参照してみてください。1997年生まれ-26歳なのに、大人っぽさや魅力がドバドバと溢れている藤井さんですが、どうすればあれほどまでに惹かれる魅力を身につけることができるのでしょうか。気になります。巷では「藤井 風は太宰 治の生まれ変わりなのではないか」と言われているみたいで、作詞能力も素晴らしいものばかりです。
歌詞に込められた思い
それでは、藤井 風『花』の歌詞に込められた思いを想像しながら書いていこうと思います。あくまでも自分の想像上であり、確実性はありません。"個人的見解の記事"として思ったうえで読み進めてくれると嬉しいです。この記事を照らし合わせながら、『花』を聴いてみるとまた違った考えになるかもしれません。ぜひ。
みんな儚いし尊い
枯れていく 今この瞬間も 咲いている 全ては溶けていく 何が出来るのだろうか 誰を生きようかな みんな儚い みんな尊い
歌ネット
早速、花にまつわる言葉から始まりました。「枯れていく 今この瞬間も」とあり、その次に「咲いている 全ては溶けていく」と書かれており、どちらも結末は”無くなる”なのかなということが思い浮かびます。「何が出来るのだろうか 誰を生きようかな」は、うまく理解できませんでした。考察がある方はコメント等で教えてください。そして次に「みんな儚い みんな尊い」とあり、一本一本の花や人も消えやすいけど価値はあるということのように感じました。
しわしわに萎れた花束
しわしわに萎れた花束 小わきに抱えて 永遠に変わらぬ輝き探してた 僕らを信じてみた 僕らを感じてた 咲かせにいくよ 内なる花を
歌ネット
「しわしわに萎れた花束 小わきに抱えて 永遠に変わらぬ輝き探してた」というところは、最初は花束も生き生きとしていたけれど、永遠に変わらぬ輝きを探しているうちにしわしわに萎れたのかなと思いました。「僕らを信じてみた 僕らを感じてた 咲かせにいくよ 内なる花を」の部分は、僕らを信じ感じてくれたのなら咲いてもいいですよ、と花が言っているんじゃないかと感じました。
誰もが一人全て一つ
さりげなく 思いを込めてみる やむを得ず 祈りを込めてゆく いつまで迷うんだろうか いつかは分るよな 誰もが一人 全ては一つ
歌ネット
「さりげなく 思いを込めてみる やむを得ず 祈りを込めてゆく」とあり、最初はさりげなく思いを込めるだけだったけど、反応してくれないのでやむを得ず祈りまで込め始めたのかなという印象を抱きました。「いつまで迷うんだろうか いつかは分るよな 誰もが一人 全ては一つ」という部分は、まさに今の自分を表現しているようで驚きました。いつかは誰もが一人で全ては一つと気付くんだろうけど、いつまで迷えばいいのだろうと彷徨う自分が脳内で浮かびました。
色々な姿や形
色々な姿や形に惑わされるけど いつの日か 全てがかわいく思えるさ わたしは何になろうか どんな色がいいかな 探しにいくよ 内なる花を
歌ネット
「色々な姿や形に惑わされるけど いつの日か 全てがかわいく思えるさ」は、まさに花のことを言っているみたいです。姿や形によって惑わされますが、いつかは全てが可愛らしいと思えるとのこと。ちなみにこれは、人を当てはめても成り立つ歌詞ですよね。「わたしは何になろうか どんな色がいいかな 探しにいくよ 内なる花を」と最後に言っていますが、その探す作業が人生なんじゃないかなと思いました。私はどうなりたいだとか、どんな色がいいだとか、考えることが肝心だと教えられた気分になりました。
さいごに
今回は、藤井 風さんの『花』の歌詞に込められた思いを想像しながら書いていきました。どうだったでしょうか。もしこの曲を聴く際は、この記事で書かれていたことを思い出しながら聴いてみると感じ方が変わるかもしれません。ぜひ。このサイトでは引き続き、”音楽評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。