音楽評論

back number『瞬き』|歌詞に込められた思い

今回は、back numberさんの『瞬き』の歌詞に込められた思いを想像しながら書いていこうと思います。この楽曲は2017年公開の映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話』の主題歌にもなっており、一段とback numberさんが人気になった楽曲でもあります。他にも、オサミンティヌス3世さんの動画では2,000万再生を超えていました。この記事を通して、”聴いてみよう”と思ってくれると嬉しいです。

まず『back number』を知ろう

もう、back numberさんを知ってから何年が経つのだろう。気が付いたら好きになっていて、脳内に残るフレーズを口ずさみながら何回も歌った過去が蘇ってきます。back numberさんのメンバーも全員、もうそろそろ40代を迎えようとしているみたいですが、40代を迎えてから作られる楽曲も魅力がありそうで興味が湧いてきますよね。まずは、back numberさんについて紹介していきます。

back numberさんのプロフィール

QAA
メンバー清水 依与吏ボーカル / ギター / 39歳 (2023年)
メンバー小島 和也ベース / コーラス / 39歳 (2023年)
メンバー栗原 寿ドラムス / 38歳 (2023年)
ジャンルJ-POP / ロック / ポップロック~
活動期間2004年~~
レーベルユニバーサルシグマ~
事務所イドエンターテインメント~
公式サイトback number 公式サイト~
Wikipedia

back numberさんの楽曲

曲名リリース年Music
水平線2023年Apple Music
高嶺の花子さん2014年Apple Music
アイラブユー2023年Apple Music
クリスマスソング2015年Apple Music
HAPPY BIRTHDAY2019年Apple Music
花束2011年Apple Music
わたがし2012年Apple Music
瞬き2019年Apple Music
Google

歌詞に込められた思い

それでは、『瞬き』の歌詞に込められた思いを想像して書いていこうと思います。清水 依与吏さんの思いを汲み取ることはできないので、”ここはこんな背景があるんじゃないかな”とか”こう考えて歌詞を書いてそう”というようなものを書きます。あくまでも、”こう言ってるからこうなんだ”と思わないでください。では、始めます。

幸せとは

幸せとは、星が降る夜と眩しい朝が、繰り返すようなものじゃなく。大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ。

歌ネット

この楽曲は、冒頭から"重い難題"を解決してくれますよね。生きていく中で”幸せとは?”と考える瞬間がいくつもありますが、清水 依与吏曰く「大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事」と定義しているみたいです。幸せをロマンチックなものと思うのか、当たり前な生活の中の当たり前なことが幸せと思うのかは人それぞれですが、自分も清水さんの考えに賛同してしまいました。もしかすると、清水さんが大切だと思う人に傘を差した際、この歌詞が思い浮かんだのかなと思うとドキドキしてしまいます。というか、清水さんに握られる傘になりたかった。嘘です。冗談です。

生きていくための答え

何の為に生きていくのか、答えなんて無くていいよ。会いたい人と必要なものを少し守れたら。

歌ネット

生きていく理由を考える瞬間も数えきれないほどありますが、清水さんは「答えなんて無くていい」と作詞しているようです。自分は「死ぬ意味もないし、もうちょっと生きてみよう」精神で生きているので、似ているのかなと思いました。「会いたい人と必要なものを少し守れたら」という歌詞の”少し”という部分が気になりますが、どういう背景が隠されているのでしょう。全部守るほどの勇気はないけど、少しなら守る自信があるということなんですかね。そう考えると可愛らしいですよね。

そのままで愛しい

背伸びもへりくだりもせずに、僕のそのままで愛おしい気持ちを歌えたなら。

歌ネット

偽った自分ではなく、ちょっと背伸びして格好つける自分でもなく、自分のそのままで愛おしい気持ちを歌にするところが愛らしいですよね。恋愛を経験すると、ある程度は相手の好みに合わせてしまうことがありますが、結局はそのままの素の自分を愛してもらえないと意味がないという気持ちの表れでもある気がします。たくさんの言葉を有して表現すべきところを、こうして歌詞に、短文に抑えるところが天才的な才能を醸し出しています。流石、清水さんです。

目を開けても閉じても

そしていつの間にか僕の方が守られてしまう事だ。いつもそばに、いつも君がいて欲しいんだ。目を開けても、目を閉じても。

歌ネット

この、最後の歌詞なんですけど、「目を開けても、目を閉じても」ってところが凄く素敵だなと感じました。恐らく、会っている時も眠っている夢の中でも君がいて欲しいという表現ですよね。夢の中を操作することはできないからこそ、いてくれると嬉しいんですよね。こうしてback numberさんの歌詞を考えながら記事を書くと、back numberさんが売れていく理由が分かるような気がしてきます。

さいごに

今回は、back numberさんの『瞬き』について記事を書かせていただきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、『瞬き』を聴き、『back number』さんにもハマってくれると嬉しいです。この記事を照らし合わせながら曲を聴いてみると、新しい発見があるかもしれません!是非!このサイトでは引き続き、”音楽評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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