映画評論

映画『となりのトトロ』を観たレビュー|スタジオジブリ制作!

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今回は、映画『となりのトトロ』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品のキャッチコピー「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」とあり、本当にいるのかもしれないと思わせられました。同時上映として『火垂るの墓』があり、大変な時期での作品なのだろうと思いました。小さな頃に観るのと大人になってから観るのとでは、感じ方の違う作品でした。それでは実際に、観たレビューを書いていきます。

『となりのトトロ』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名声優名
サツキ日高 のり子
メイ坂本 千夏
とうさん糸井 重里
かあさん島本 須美
ばあちゃん北林 谷栄
トトロ高木 均
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スタッフ一覧

QA
監督・原作・脚本宮崎 駿
製作徳間 康快
企画山下 辰巳 / 尾形 英夫
プロデューサー原 徹
映画.com

『となりのトトロ』の解説

解説

日本の1950~60年代の農村を舞台としたファンタジー。『風の谷のナウシカ』以来のスタッフとともに、戦後の民話ともいうべき、郷愁に満ちた世界を作り上げた。少し前まであたり前の風景だった田舎の景色を、改めて新鮮に発見させるところに、監督一流の風刺が隠されていると見てもいいだろう。サツキとメイの父の声役で、この作品の宣伝コピーを担当した糸井 重里が出演している。

映画ナタリー

『となりのトトロ』を観たレビュー

雰囲気のある引っ越し先

映画冒頭、おとうさん・サツキ・メイが引っ越しをするというシーンがありました。家の周りは雑草だらけで、少し横には大きな森があるという立地。今どきの女の子なら「こんなところ嫌だ」という言うかもしれませんが、サツキやメイはネガティブなことを言わず、引っ越し先である家を楽しんでいました。心から楽しんでいるように観えて、観ている側のこちらまでワクワクすることができました。

メイがトトロに出会う

メイがトトロに出会う、今や名シーンがありました。とうさんが娘から目を離しすぎなところは「どうなのだろう」と思いましたが、小さな子はこれほどまでに探求心が強いのだと学べました。トトロの表情だったり大きさは、実物だとしたら恐ろしいと感じますが、メイは恐れることなくトトロの上で眠ってしまうという流れ。トトロの大きな体と、メイのまだ幼い体が親子のように見えてよかったです。

メイが行方不明になる

サツキとメイが喧嘩をして、メイが行方不明になる流れ。サツキは「お母さんのところに行ったのかもしれない」と思い、色々と探している最中、メイの靴が見つかったという。結果的にその靴はメイのではなく、サツキはトトロにメイの居場所を聞いていました。このとき「あ、トトロって日本語を聞き分ける能力あるんだ」と思いました。猫バスの力でメイは見つかり、ハッピーハッピーでした。

トウモロコシだけ置いて去る

猫バスの力でメイが見つかり、そこからトウモロコシをお母さんに持っていくという流れ。猫バスに病院まで送ってもらい、トウモロコシだけを置いて木の上から見守るシーンでは、様々な憶測が飛び交っているみたいです。「サツキ・メイは死んでいる」とか、怖い噂がありますが、ただ「サツキ・メイが成長した」という意味があるように感じました。ラストシーンではお母さんが帰ってくるシーンが映されていて、最後まで観なければならないのだと思いました。

さいごに

今回は、映画『となりのトトロ』を観たレビューを書いていきました。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。