
今回は、クォン・ラビンさんの書籍『死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ』に書かれている名言を紹介していこうと思います。累計6万部を突破した『家にいるのに家に帰りたい』の著者さんということで、読者に寄り添うような言葉が書かれているのだろうと想像ができます。ひとりぼっちを感じている人にお薦めの1冊だと感じました。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ』の名言集

数字に負けないで
数字に負けちゃダメ。数字に怯えたり、振り回されたり、追いかけたりしてはダメ。数字が力を与えてくれるのは一瞬だけ。成果を持続させるのは、初心を忘れずコツコツ積み重ねる自分の努力だ。追うべきは数字ではなく、夢と目標。夢や目標に向かう心がまえ次第で、お金や数字はついてくる。表現できないことと、表現しないこと。それはまったく別の問題だ。
死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ
自分なりに頑張っていても、他人の伸びている数字を見ると「自分って才能ないのかな」と思うことがあります。しかし、追うべきは「数字」ではなく「夢」や「目標」とのこと。勿論、数字が結果に結びついてしまうこともありますが、「夢」や「目標」を持ち続けて活動することに意味があるように感じます。「夢」や「目標」を失ってしまっては、その活動自体も楽しめなくて継続できないですからね。
必要な時間の違い
誰かをぎゅっと抱きしめたい。そう願うときこそ、焦らないで。寂しいから恋をするなんて、愚かなことだから。抱きしめられたいと望むなら、その人のすべてを包み込む心をもって。愛されたいと思うなら、そのときまでがまんする強さをもって。それぞれの人にとって、必要な時間は違うのだから。
死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ
「抱きしめられたい」と望むのなら、まずは自分が「抱きしめてあげられる心」を持つべきとのこと。「愛されたい」と思うのなら「愛しなさい」みたいな言葉と似た意味があるように感じました。何事も求めてばかりいるのではなく、まずは自分が与える側になることで結果として返ってくるのだろうと思いました。人それぞれで必要な時間は違うにしても、いずれ返ってくるのだから焦りは不要ですね。
愛を育てるため
親しい人であればあるほど、相手が嫌がることをしないように気をつける。良い記憶よりも悪い記憶のほうが長く残るものだから。親しい人であればあるほど、関係を丁寧に磨くように気を払う。雑にあつかうと、サビついてしまうから。親しい人がそんなふうにしてくれたなら、自分もそんな人になろうと気を配る。愛は、一緒に努力してこそ育つのだから。
死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ
この言葉を見て、ふと思い出した言葉があります。それは、「自分が優しくなれるのは、あなたが私に優しくしてくれたから」というもの。どこで見たのか覚えていませんが、素敵な言葉だと思っていたのを思い出しました。親しくなるにつれて扱いが雑になっていく人がいますが、親しくなるからこそ相手を尊重して接するべきなのだと思いました。一定の距離を保ち、愛を一緒に育んでいきたいものです。
愛する人との別れ
時間は別れの苦しみを解決してくれるわけじゃない。時が経っても忘れられない人がいる。別れは結局、自分で乗り越えなければならない人生の宿題だった。愛からわたしとあなたを取り去れば何が残るのか。手を伸ばしてみても触れるのは、壊れた愛のかけらだけ。どんなことばを聞いても、読んでも、つらい気持ちは変わらない。愛する人との別れとはそういうものだ。
死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ
時間が経てば大抵のことは忘れられますが、別れに関しては思うようにいかないみたいです。やはり、長い時間をかけて愛し合った人だからこそ、思い出してしまう過去があるし忘れたくない記憶もあるのだろうと思います。愛する人との別れには必ず、痛みが伴うのかなと思いました。胸がチクっと痛くなるのは、その人のことを大事に思って愛していたからなのだろうと思います。辛いことですね。
あえて手紙を書く
そばにいても、あえてペンを手に取って紙に思いをつづるのは、気持ちをもっと率直に表現したいから。あなたに苦しい思いをさせたことを謝り、本心はそうじゃなかったと知らせたいから。あのとき言えなかった感謝のことばを伝えたいから。これからはもっと良い人になるという、わたしの誓いと反省を込めて。一途にこまやかに愛しつづけるという気持ちで。
死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ
大事な人が傍にいるから、言葉として伝えてしまいたいけれど。あえて手紙に文字を紡ぎ、それを渡すようにしてみたいと思いました。言葉と文字は、似ているようで似ていないのだと思います。本心は言葉にできないけれど、文字にならできてしまうことがある。それを大事な人に渡す勇気さえあれば、それは愛なのだろうと思いました。どんな高価なものよりも、手紙の価値は素晴らしいように感じます。
さいごに

今回は、クォン・ラビンさんの書籍『死にたいんじゃなくて、こんなふうに生きたくないだけ』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。