
今回は、山口 路子さんの書籍『センスを磨く刺激的で美しい言葉』に書かれている名言を紹介していこうと思います。著者さんは『それでもあなたは美しい』や『あなたの繊細さが愛おしい』など、数多くの著書を執筆されている方のようです。「美」に対しての考え方が魅力的で、読み進めていくことで「こんな美もあるんだ」と学ぶことができました。それでは、書かれている名言を紹介していきます。
『センスを磨く刺激的で美しい言葉』の名言集

移動時間で差が広がる
移動の時間をぼんやりと過ごす人とグレースのように過ごす人との間には、過ごした年月分だけ差も広がるのではないか。そんなことを考えると移動中の意識のもち方も変わってくるように思います。
センスを磨く刺激的で美しい言葉
移動の時間に「スマホを見ている」か「景色を見ている」かで差が広がるのだろうと思いました。勿論、スマホで何か発信をするために頑張っているのは素敵なことですが、景色を見て様々なことを思い浮かべるのも大事なように思います。心の奥にしまい込んでしまう記憶ですが、たまに同じ道を通ると懐かしい気持ちになれるので、景色を眺めて移動することも大事なんだと気付かされました。
何をしたいのか分からない
困っている人を助ける人になりたい、権力者になりたい、多くの人に感動を与える人になりたい、ひっそりと心穏やかに毎日を過ごす人になりたい...。何をしたいのかわからない、と立ち止まってしまったときには、イメージを自問することで道が開けることもある、と思わされる言葉です。
センスを磨く刺激的で美しい言葉
「何をしたいのか分からない」という時期が度々訪れるものです。自分は物書きとして活動をしているので、「どうすれば読者に届く文章を書けるのか」や「どういうネタを仕込めば面白くなるか」を考えています。しかし考えが深くなればなるほど、「結局、自分は何をしたいのだろう」に行き着くことがあります。深くなっているからこそ、自分自身と対話をできる重要な時間なのだと思いました。
あなたにしか生み出せない
その人でなければ生み出せないものがそこにあってはじめて、胸うたれ、心にふかく刻まれるのですから。集めた情報をそのまま発信することで何かを成しているような気になるな。そんな厳しい言葉が聞こえてくるようで、叱られたようになりながらも胸にとめたいと思うのです。
センスを磨く刺激的で美しい言葉
最近では生成AIが著しく成長していて、「人の仕事が奪われるのではないか」と言われていたりします。しかし、「その人でなければ生み出せないもの」に生成AIは勝てないのだと思いました。有名なアーティストやアニメをパクった生成AIが存在したりしますが、結局のところ求められているのは「その人自身の作品」であって生成AIに価値はないのです。そういう意味ではまだ、生成AIは未熟ですね。
ファッションを貶す人
たしかに、ファッションをけなす人は、どこかで「自分はダサいかも」と不安に感じている人が多いのではないか、と周囲を見渡してみれば、かなりの確率で思い当たる人がいるように思うからです。
センスを磨く刺激的で美しい言葉
ファッションを貶すという行為は、「自分はダサいかも」と露呈しているようなものだと学べました。様々な感性を持ち合わせている人が存在しているわけで、ファッションもその人その人によって違うものです。それを否定するのは、結局のところ自分がダサくなるのだろうと思いました。色々なファッションに触れるべきだし、受け入れて自分もファッションに気遣ってみることが大事だと思いました。
未来に対しての投資
『ファッションは自己表現』、これはほとんどのデザイナーが言っていて、コシノジュンコも例外ではないけれど、「未来への投資」という表現が印象に残りました。比喩的に使われている「投資」。自分の未来に期待して、いま頭や時間やお金を使えば、あのとき使ってよかったと思える、という意味なのでしょう。
センスを磨く刺激的で美しい言葉
ファッションは自己表現なのだから、SNSで「一軍男子のファッション」などを見て真似するのは違うのかもしれないと感じました。勿論、真似をしていって自分の味を出していくのは素敵なことですが、0から1を作り出せるような人になりたいと思いました。自分はどういった服を着たくて着たくないか、どれを魅力的に感じて魅力的に感じないか、自分で判断してお洒落になれる人で在りたいものです。
さいごに

今回は、山口 路子さんの書籍『センスを磨く刺激的で美しい言葉』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。