
今回は、映画『ゴーストキラー』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、人生に見切りをつけていた女子大学生が薬莢を見つけ、殺し屋に取り憑かれる内容となっていました。『ベイビーわるきゅーれ』と似た雰囲気の作品で、人を殺す内容なのにあっさりした作りとなっていました。髙石 あかりさんの演技が輝いている作品でした。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。
『ゴーストキラー』のキャスト一覧

キャスト一覧
| 役名 | 出演者 |
|---|---|
| 松岡 ふみか | 髙石 あかり |
| 影原 利久 | 黒羽 麻璃央 |
| 飯田 マホ | 東野 絢香 |
| 工藤 英雄 | 三元 雅芸 |
スタッフ一覧
| Q | A |
|---|---|
| 監督 / アクション監督 | 園村 健介 |
| 脚本 | 阪元 裕吾 |
| 製作 | 人見 剛史 / 才津 博明 / 和田 佳恵 |
『ゴーストキラー』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー
ある朝。帰宅途中に倒れこんだ大学生のふみかは、転がっていた一発の弾丸を拾う。帰宅した彼女は、元殺し屋だという男の幽霊が見えるようになる。手を握ることで男の力を得ることができるようになったふみかは、嫌悪感を覚えていた男に心を開いていくのだが……
映画ナタリー
解説
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズでアクション監督を務めた、園村健介監督がメガホンを取り、阪元裕吾が脚本を担当したアクション映画。一発の弾丸を拾ったことをきっかけに、殺し屋の幽霊が見えるようになった女子大学生が、幽霊に心を開いて成仏に手を貸していく。出演は高石あかり、黒羽麻璃央、三元雅芸、井上想良、東野絢香、川本直弘ら。
映画ナタリー
『ゴーストキラー』を観たレビュー

殺し屋に取り憑かれた
殺し屋を殺すために使われた弾丸の薬莢を、ひょんなことから拾ってしまう女子大生。部屋に帰ると見知らぬ男性が佇んでいて、幽霊を見ると人はこういう反応をするのだろうかと思いました。友達からは「ヤバい薬とかやってる?」と聞かれる始末。友達が帰ってからは幽霊も喋り出し、「人と話せることを当たり前に思う幽霊なんているんか」とツッコんでしまいそうでした。フランクに喋りかけてきた場面では、女子大生と同じように「喋った!」と驚いてしまいました。
髙石あかりさんの演技力
髙石 あかりさんの1人2役の演技は素晴らしかったです。「女子大生」と「殺し屋」を演じるのは、相当な努力が必要だろうと思います。表情が人によって変わっていたり、台詞も人によって違うから声のトーンを変えているのは凄すぎると思いました。『ベイビーわるきゅーれ』も観ていたので髙石さんの演技力は知っているつもりでしたが、ここまで観る人を楽しませる演技ができるとは思いませんでした。
アクションシーンが格好良い
敵のアジトに乗り込んでやっつけていく場面では、上手に柱を使いながら「殺し屋」と「女子大生」を映していて凄いと思いました。殺し屋は相変わらずの殺傷力を持っており、動きに無駄がなく格好良かったです。女子大生は人を殺めたことなんてないから、驚いたりするのは可愛らしいと思いました。「幽霊が気を失ってんじゃねーよ」と殺し屋に叫びかけるシーンでは、その通りだと思いました。
殺し屋が成仏した
何とか敵のボスを倒すことに成功し、殺し屋は成仏してしまう流れ。これまで近くに殺し屋がいるのが当たり前だった女子大生は、帰るときに殺し屋に話しかけるシーンがありました。しかし男性に「工藤さん何て言ってます?」と聞かれ、辺りを見渡すと殺し屋なんていなく。これまで一緒にいることが当たり前となってしまっていたから、いなくなってしまうのは分かっていても辛いなと思いました。
さいごに

今回は、映画『ゴーストキラー』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。