映画評論

映画『あの人が消えた』を観たレビュー|ミステリー映画!

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今回は、映画『あの人が消えた』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、『ブラッシュアップライフ』で注目を集めた水野 格監督によるもので、伏線が散りばめられたものとなっていました。先読みをしながら観ていても、最終的には全て外れる展開を迎えることだと思います。劇中だけでなく、作品名も伏線となっているところが凄いと感じました。では、観たレビューを書いていきます。

『あの人が消えた』のキャスト一覧

キャスト一覧

NAMENAME
高橋 文哉北 香那
坂井 真紀袴田 吉彦
菊地 凛子中村 倫也
染谷 将太田中 圭
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スタッフ一覧

QA
監督水野 格
脚本水野 格
製作桑原 勇蔵 / 永山 雅也 / 市川 南
製作統括佐藤 貴博
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『あの人が消えた』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

配達員の丸子は、次々と人が消えると噂されるマンションに毎日のように出入りしていた。ある日、丸子は怪しげな住民の秘密を偶然知ってしまう。小説家志望の会社の荒川先輩に打ち明けた彼は、荒川と共に意見を仰ぎながら、住民の正体を探ろうとするのだが……

映画ナタリー

解説

交換ウソ日記』の高橋文哉が主演を務める、ミステリーエンタテインメント。人が消えるという噂のあるマンションを舞台に、配達員として毎日出入りしている青年と、小説家志望の会社の先輩が、謎めいた住人の秘密を探ろうとするうちに、思いもしなかった事件に巻きこまれていく。監督は、『ブラッシュアップライフ』の水野格。共演は田中圭ら。

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『あの人が消えた』を観たレビュー

冒頭のシーン

映画冒頭のシーンでは、マンションの203号室の女性が誰かに襲われるという流れ。ここにヒントがあったとは、思いもしませんでした。というのも、配達員が来て電話を掛けると男性が出るからです。「新しい人が引っ越してきたのかな」と容易に思わないことが大事なのだと思いました。終盤で、電話に男性が出る理由も判明し、結果的に203号室の女性は殺されてしまったのだと知ることができました。

先読みして観ても

タイトルが「あの人が消えた」ということで、誰が消えてしまうのかワクワクして楽しめました。予告編では"高橋 文哉"さん以外、皆が消えていたので誰なのだろうと考えてしまいました。「この人が犯人なんじゃないか」と先読みをして、色々考えたりしていましたが、終盤になるにつれて全ての読みが外れていきました。伏線回収のシーンでは、これ以上に伏線があると思っておくべきだと思いました。

伏線回収かと思いきや

同じマンションに住んでいる"染谷 将太"さんと"北 香那"さんが公安という流れで、これまでの伏線が回収されているシーンがありました。結果的に「こういうことだったんだ」と思って観ていましたが、実は公安ではないという流れ。"北 香那"さんのミステリー小説がヒントとなり、本当の犯人を突き止めるところは「凄い!」と思いました。それにしても幽霊が物を触りすぎるのは「流石に」と思いました。

タイトル回収

タイトル『あの人が消えた』ということで、神隠しとかでもあるのかと思いましたが、主人公である"高橋 文哉"さんが終盤で亡くなっているという展開。"高橋 文哉"さんが「自分が亡くなっている」と気付いた後の、"あの人が消えた"と出てくるシーンでは「なるほど」となりました。タイトル「あの人が消えた」だから、誰なのか気になっていましたが、まさか主人公とは。先読み不可能でした。

さいごに

今回は、映画『あの人が消えた』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。