今回は、映画『キングスマン』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関の話でした。普通ならば、アクションシーンなんかでは動きやすい恰好をするところ、この作品ではスーツを纏っており、格好良さが際立つシーンが沢山ありました。次作『キングスマン・ゴールデン・サークル』もあるみたいです。では、観たレビューを書いていきます。
『キングスマン』のキャスト一覧
キャスト一覧
NAME | NAME |
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コリン・フォース | マイケル・ケイン |
タロン・エガートン | マーク・ストロング |
ソフィア・ブテラ | サミュエル・L・ジャクソン |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | マシュー・ボーン |
製作 | マシュー・ボーン / デビッド・リード / アダム・ボーリング |
製作総指揮 | マーク・ミラー / デイブ・ギボンズ / スティーブン・マークス / クラウディア・ボーン / ピエール・ラグランジェ |
原作 | マーク・ミラー / デイブ・ギボンズ |
脚本 | ジェーン・ゴールドマン / マシュー・ボーン |
『キングスマン』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
“キングスマン”のエリートスパイ、ハリーは、指揮者アーサーの元、秘密裏の活動を行っている。新人をスカウトすることになり、ハリーは街のチンピラ、エグジーを候補生に抜擢。一方、科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインは、人類抹殺計画を進めていた。
映画ナタリー
解説
『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などのマシュー・ヴォーン監督によるノンストップ・スパイアクション。名優コリン・ファースが、世界最強のスパイ機関“キングスマン”に所属するエリートスパイに扮し、華麗で過激なアクションを披露する。マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソンら豪華共演陣にも注目だ。
映画ナタリー
『キングスマン』を観たレビュー
紳士服を着る
映画を観ていて思ったこと第1位。「紳士服を着ている男性はどうして、落ち着いて見えるのだろう」でした。言葉遣いや所作が丁寧で、歳を重ねているからこその風貌も格好良かったです。"コリン・フォース"の師匠としての立ち振る舞いと、"タロン・エガートン"の弟子としての立ち振る舞いが違っていて、どちらにも良い味がありました。自分もこういう師匠がほしい、と思いました。
アクションシーン
アクションシーンを通じて、手首や首が吹っ飛ぶシーンがいくつかありました。それだけを観ればグロテスクだと思いますが、映画後半の「頭が吹き飛ぶ演出」は音楽も相俟って美しい作品のように観えました。音楽のリズムに合わせて頭が花火のように弾けていたので、これを映画館で観ていたら興奮するだろうと思いました。グロテスクだけではないという部分が、この作品の魅力のように感じました。
いじめは存在する
どんな環境にも、いじめは存在するのだと思いました。実家に住んでいるときも地域のヤンキーに絡まれ、スパイの訓練をするところでも他の地域から来た人に絡まれ、いじめは無くならないと思いました。ただ映画を観ていて、結果的に有終の美を飾るのは”いじめられる側”だということを認識できました。ひたすらに努力をして、目標にだけ向かう姿勢が格好良さを際立てているように感じました。
師匠の真似
自分のことを見つけてくれて、色々と面倒を見てくれていた人の死。映画を観ている自分にとっても「え、死んじゃったの?」となりました。そこから怒りを力に変え、敵を倒していく流れが凄かったです。そして何より、面倒を見てくれていた人がした仕草をラストシーンで真似するところに愛を感じました。傘でコップを敵に投げつけ、「で、1日中突っ立ってる気か?戦うのか?」と台詞を吐き、エンドロールが流れるという美しさが残ったまま終わる映画でした。
さいごに
今回は、映画『キングスマン』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。