今回は、星 渉さんの書籍『99.9%は幸せの素人』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は、株式会社 Rising Star 代表取締役でもある星さんが書いており、著書は9冊、累計部数は55万部のようです。そのように影響力のある方が書いた言葉には、どのような名言があるのでしょうか。それではいくつか紹介していきます。
『99.9%は幸せの素人』の名言集
生きるための努力
多くの人の日々の頑張りは、科学的に正しくないということ。日々のその努力は「生きるための努力」であり「あなたを幸せにする努力」にはなっていない可能性が非常に高い。
99.9%は幸せの素人
おそらく、ここでの「生きるための努力」とは毎月を過ごすための稼ぎであり、「あなたを幸せにする努力」とは毎月を過ごす幸福度にあるような気がしました。日々頑張っていることは生きるためにしなければならないことで、それが幸せとは無関係な人が多いとのこと。無理をしないで、自分のスタイルに合った仕事をすることで解消できるのではないか、と思いました。
年収800万までは
お金は私たちを幸せにしてくれます。それは科学的な調査でも明らかになっているのです。カーネマン名誉教授が、人は収入が増えれば増えるほど感情的にも幸せになることを明らかにしてくれています。年収800万円までは。
99.9%は幸せの素人
年収800万までは、幸福度が満たされていくとのこと。逆にそれ以上稼ぎすぎると、税金などの持っていかれ具合が増えすぎて不幸な思いをするということなのでしょうか。累進課税という制度が国にはありますが、これのせいで稼ぎ頭もうまく稼げないというのが現状な気がしました。しかしそもそも、800万を稼ぐことさえ難しいのでこの悩みはまだ先かなと思いました。
恋愛ホルモンのトキメキ
結婚する前と結婚した後では、結婚後のほうが平均的な幸福度は低い。結婚したこと自体の幸せは2 - 3年しか続きません。いわゆる「恋愛ホルモン」は3年経過するとほとんど分泌されなくなる。私たちは脳の「順応」という機能によって、トキメキがなくなっていきます。
99.9%は幸せの素人
結婚する前の、「本当に私たち永遠に結ばれるのか」という時期が一番幸せであって、結婚してから数年後は慣れてきてトキメキがなくなるんだと思うとなんだか寂しいですよね。これに関しては、付き合いたてのカップルと数年間付き合っているカップルの間にある空白も当てはまる気がしました。人間の本能にある”慣れ”が、人間を苦しめるのかなと思いました。
生きがいを感じる生き方
「好きなこと」「得意なこと」「世の中の役に立つこと」「収入が得られること」の4つが重なる生き方が、究極の生きがいを感じる生き方。
99.9%は幸せの素人
この4つが重なる生き方をしている人は、滅多にいないことでしょう。自分は「好きなこと」「得意なこと」「収入が得られること」は重なっているけれど、「世の中の役に立つこと」は手に入れていないのでまだ究極ではありません。この究極の生きがいを手に入れたとき、人間がどのような風になるのか気になるところです。
幸福度が持続するのは
8年経っても幸福度が高いままだった男性はパートナーと一緒にいることを当たり前のことだと思わないと心に決めていました。妻に対して「愛してるよ」と絶えず言葉にし、折に触れて花を買って帰りました。また旅行にも連れていき、妻が挑戦することやうまくいったことに関心を示すのを忘れない努力をしていました。
99.9%は幸せの素人
8年経っても幸福度が高いというのは、なんだか素敵ですよね。その理由が「当たり前だと思わないこと」というのも素敵だと感じました。妻に愛の言葉を言うことも怠らず、花を買う余裕もある男性は魅力ありまくりですよね。自分を大事に扱うけれど、相手のことも余裕をもって見てあげられる人は幸福度が高いように感じました。
さいごに
今回は、星 渉さんの書籍『99.9%は幸せの素人』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。確信を突かれる言葉の数々で、時に傷付き、時に癒されるような書籍でした。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。
