今回は、映画『聲の形』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は別冊少年マガジンでオリジナル漫画が出ており、数々の賞を獲得しているようです。Wikipediaで詳しくまとめられているので、知りたい方は見てみてください。それでは、映画を観たレビューを書いていきます。
『聲の形』のキャスト一覧
キャスト一覧
キャラ名 | 声優名 |
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石田 将也 | 入野 自由 |
西宮 硝子 | 早見 沙織 |
西宮 結絃 | 悠木 碧 |
永束 友宏 | 小野 賢章 |
植野 直花 | 金子 有希 |
佐原 みよこ | 石川 由依 |
川井 みき | 潘 めぐみ |
真柴 智 | 豊永 利行 |
石田 将也 (小学生時代) | 松岡 茉優 |
スタッフ一覧
Q | A |
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原作 | 『聲の形』大今 良時 (講談社コミック刊) |
監督 | 山田 尚子 |
脚本 | 吉田 玲子 |
キャラクターデザイン | 西屋 太志 |
主題歌 | aiko『恋をしたのは』 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
製作 | 映画 聲の形 製作委員会 (京都アニメーション / ポニーキャニオン/ ABCアニメーション / クオラス / 松竹 / 講談社) |
配給 | 松竹 |
『聲の形』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
ガキ大将だった小学生の将也は、硝子が転校してきたことで退屈な日々から解放された。しかし、硝子とのある出来事をきっかけに、将也は周囲から孤立し、固く心を閉ざしてしまう。それから5年後。ふたりは別々の高校へ進学していたが、ある時再会を果たし……
映画ナタリー
解説
大今良時のベストセラーコミックを『映画 けいおん!』などを手掛けてきた京都アニメーションが映画化。“退屈”を何よりも嫌う少年と、転校生の少女の出会いから始まる感動ストーリーで、少年が少女や周囲の人々、そして自分を受け入れようとするまでを描いていく。『たまこラブストーリー』の山田尚子が監督を、吉田玲子が脚本を手掛ける。
映画ナタリー
『聲の形』を観たレビュー
学生時代のいじめ
小学生時代の、一軍によるいじめ。観ていて「こんなの本当にあったからな~」と思いました。補聴器を付けていたり、話すことができなかったり、普段周りにはいない人を見ると興味が湧いてしまうのは仕方がないことだとは思いますが、ちょっかいを出すことはいけないと思いました。先生が黒板を叩いて起こるシーンなんかは自分も経験したことがあったので、懐かしいと感じました。
石田の罪滅ぼし
小学生の頃にいじめをしていた側の石田が、中学生になって罪滅ぼしのために西宮に近付いている感が否めませんでした。最初はパンを持っていくところからあり、打ち解けていく感じは素敵でした。西宮の「自分はいないほうがいい」という考えで行った自殺行為を止めた石田が落ちるシーンでは、水の中に飛び込んだところで血が出てくる描写があり、「温かい」と言っているのは実際こういう感覚なのかなと思いました。
川井 みきの自己愛
『聲の形』を観る前に一通り検索してみたのですが、「川井 クズ」や「川井 死亡」と書かれており、嫌われキャラなのかなと思いながら観ていました。観た感想としては、「主人公はいい方向に変わったけれど、川井は自己愛が強いままなんだ」です。映画の終わりまで川井は自己愛を貫いていましたが、どうやら原作『聲の形』ではいじめられるみたいです。川井が嫌いでたまらない人は、原作を読んでみるのも良いかもしれないですね。
友達という定義
友達の定義を考えさせられる作品でした。小学生の頃、友達と一緒にいじめをしていたはずなのに、石田だけが怒られ、石田が友達の名前を出しても皆庇おうとしないところが嫌だなと思いました。そして中学生になり、友達のいない石田でしたが、一人でお弁当を食べている永束と出会い、そこから友達に対しての定義を考え出すところが面白味を帯びていました。
さいごに
今回は、映画『聲の形』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。