名言

宇山 佳佑『この恋は世界でいちばん美しい雨』の名言集

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今回は、宇山 佳佑さんの書籍『この恋は世界でいちばん美しい雨』に書かれている名言を紹介していこうと思います。この書籍は文庫本だけでなく、単行本Kindle版もあります。著者さんは『桜のような僕の恋人』の代表作があり、最近では『君が心をくれたから』の脚本を担当しているみたいです。数多くの活躍をされている著者さんの書籍『この恋は世界でいちばん美しい雨』に書かれている名言を紹介していきます。

『この恋は世界でいちばん美しい雨』の名言集

雨が降るということ

わたし、雨って好きなんですよね。だって雨の日は傘をさせるじゃないですか。この間、新しい傘を買ったんです。すごく可愛くて、雨が降るのを楽しみに待ってたんです。

この恋は世界でいちばん美しい雨

ここの言葉を見て、最近の自分と合わせてしまいました。というのも、最近自分も新しい傘を新調したので、早く雨降らないかな~と思っていました。自分のことを見ながら原稿を書かれたのではないか、と思うくらいに驚きました笑。傘の他に、雨靴なんかも新調してから”雨降らないかな~”と思ったりしますよね。雨ばかりは自然の影響なので使う場面が限られてくるのですが、それでも楽しみになれるのは子供心なのだろうと思いました。

命という弱み

人は愚かしい生き物だ。普段は命のことなんて考えていないのに、ひとたび死が近づけば命に囚われて動けなくなる。弱くなる。臆病になる。

この恋は世界でいちばん美しい雨

これこそ、コロナウイルスによる死者数の増加が目に見える現代では言い換えられるものだと感じました。著名人が亡くなっていく様を見て、いつか自分も死んでしまうのではないかという不安を一斉に感じたことでしょう。亡くなる前に伝えたいことは伝えておこうと思い、大事な人なんかに思いを素直に伝えるようになったのもコロナウイルスの影響です。命なんて考えもしなかった人間が、弱くなる瞬間を身をもって体験できたのは良かったのかもしれません。

辛いときは一歩進む

辛いときってのは笑って一歩を踏み出すんだよ。そしたらその一歩がお前を幸せにしてくれるさ。だってほら、辛いって字に一を足せば幸せになるだろ?

この恋は世界でいちばん美しい雨

辛いときに立ち止まるのではなく、辛いからこそ一歩を踏み出そうとのこと。ここでは漢字の「辛い」と「幸せ」の言い換えが書かれていました。こうしたものはよく言われているので知ってはいましたが、辛いときに一歩踏み出すということが難しいのではないかと思いました。しかし、踏み出すことができればその結末は幸せになるのだろうと思いました。

その人にとっての存在

俺はお前にとって、雨宿りの軒先みてぇなもんだからな。だからもし、苦しくて悲しくて、たまらなくなっちまったらさ…… そんときは、いつでも俺んとこに雨宿りしに来いよ。

この恋は世界でいちばん美しい雨

この思考も、自分と似ているので驚きました。自分はSNSで”相談を聞く人”として認知されており、云わば「雨宿りの軒先みたいなもの」です。活動を始めた理由が「辛い思いをしている人の話を聞いてあげたい」だったので、共通する部分が幾つかありました。最後の「いつでも俺んとこに雨宿りしに来いよ」という言葉も自分の思考と似ていて、こういう人がいるだけで救われるよな~と思いました。

雨とは...

雨って、誰かが大切な人を想って降らす恋の涙なんですよ。

この恋は世界でいちばん美しい雨

自然の摂理で雨は降るものですが、ここでは「誰かが大切な人を想って降らす恋の涙」と書かれていました。初めて読んだとき、”なに~~、切ない言葉なんですけど~”となりました。雨を「涙」と言い換える人は沢山いますが、「誰かが大切な人を想って降らす恋」という箇所は斬新で面白いなと思いました。こういった新しい発想をできる物書きに自分もなりたいなと思いました。

さいごに

今回は、宇山 佳佑さんの書籍『この恋は世界でいちばん美しい雨』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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