書評

『億を稼ぐ人の話し方』を読んだ感想|覚えておきたい一言

※本サイトはAmazonアソシエイトを利用しています。

今回は、中野 祐治『億を稼ぐ人の話し方』を読んだ感想をまとめていこうと思います。自分は年収3000万円という目標があり、学生ながら日々精進しているのですが、ここで敢えて”億を稼ぐ人の話し方を学ぼう”と思い、読み始めました。結論から申しますと、考えるだけの人が多い世の中でどれだけ実践できるかが大事だということを学べます。下記で詳細を紹介していきます。

『億を稼ぐ人の話し方』の著者

巷では”億り人”という言葉があるほど、億を稼ぐことを目標としている人が多くいます。しかし、実際のところ億を稼ぐ人の割合は日本だけで、数パーセントと夢の世界でしかありません。この著者はその数パーセントの一人で、全ての事業で億単位の収益を上げているとか。本以前にこの著者に興味が湧きませんか?ということで、いくつか調べたので紹介していきます。

中野祐治さんのプロフィール

QA
本名中野 祐治
年齢~~
性別男性
職業株式会社YAPPYをはじめ、複数の会社を経営する実業家
収入全ての事業で、億単位の売り上げ
Google

中野祐治さんの著書一覧

書名金額発売日リンク
億を稼ぐ人の考え方1650円2020年Amazon.jp
億を稼ぐ人の習慣1544円2021年Amazon.jp
億を稼ぐ人の話し方1574円2022年Amazon.jp
著者ページ

『億を稼ぐ人の話し方』を読んだ感想

それでは、『億を稼ぐ人の話し方』を読んだ感想を書いていこうと思います。自分が特に、”ここは大事だな”と思った箇所を抜粋していくつか引用して感想を書いていく形式でいきます。自分の文章を通して、この本への興味を深めてくれると嬉しいです。

真似をすること

社交的で、積極的な人たちを研究して、彼らの行動パターンを真似する。私はまず、メンターのコミュニケーションの仕方や所作を真似しました。(以下略~)でも、外野の声を気にせず、ずっとその態度を続けていると、いつしかそれが「自分のキャラクター」になっていきました。

億を稼ぐ人の話し方

まだ学生の自分として、周りの学生を見ていると”真似をして稼ぐのは悪”という考えを持つ人が複数はいるみたいです。しかし自分は、”最初は真似すればええやん”と思っていました。なので、ここでのメンターからの言葉は自分の思いが肯定されたように感じて、心に残りました。真似をしていく中で、どうやって自分という材料を混ぜていくのか。ずっと続けていく中で、自分のキャラクターを確立していくのか。以前、読んだ本にこのようなことが書かれていました。

「オリジナルだとか唯一無二のなにかなんて崇高なものはこの世には存在しない。誰もが誰かの複製。一切は借り物。人は出会った人によってしか自己を形成できない。人は見聞きした言葉しか話せません。でも見聞きした言葉は出会った人によるものである必要はない。『一冊同じ本を読んでいれば会話できると思うの。』とは1980年の新潮文庫のキャッチコピーです。」

20代で得た知見

この世は、先に誰かが作ったものを複製して、それをどう変えていくかは自分次第だということです。ここの”変化”を考えるのが難しいわけですが、ここを考え抜いた人の中から億単位の稼ぎを生む人が出てくるのでしょう。真似することは悪ではない、と覚えておきたいものです。

友達と定義すべきでない人

たとえ新しい人に出会っても、連絡もせずに放置して、「ただ連絡先を知っているだけ」の人は、友だちではありません。

億を稼ぐ人の話し方

これは、仕事関連だけではなく、学生にも言えているように感じました。”よっ友”と言われる、『街中などで遭遇したら「よっ」と軽く挨拶を交わすが、それ以上の付き合いはない、という程度の友だち関係』に似ていると思いませんか?自分には一人、よっ友がいます。この本を読んで、”友達ではないのか”と落ち込んでしまいましたが、”友達になるために連絡をしよう”という勇気がつきました。

仕事ができる人とは

コミュニケーションの上手い人、仕事ができる人は「相手との共通点を見つけるのが上手い人」です。

億を稼ぐ人の話し方

例えば、その人が身に着けているものを自分が着けていたとして、「それいいですよね。これ、私も着けてます!」と話し始めると相手に対して共感できるわけです。どれだけ相手に共感できるのかと、共通点をいくつ見つけられるかが社会では大事なようです。最初は雑談から営業を仕向けて行き、そこで売り上げを伸ばすというような高等テクニックと似ています。時計でもいいし、家族構成でもいいし、住んでる場所でもいい。共通点を見つけることが大事だと書かれていました。

具体的に表現する

具体的に言われたほうが、説得力が増し、「本当にそう思ってくれてるんだな」という信頼につながります。

億を稼ぐ人の話し方

最近では、”やばい””まじ””えぐい”の言葉だけで会話をする若者がいるみたいです。別に悪いわけではないですが、「どこがやばいのか」「何がまじなのか」「どういう点がえぐいのか」という観点から考えてみると、意外と難しかったりするわけです。具体的に言葉を紡ぐことは、人に対しての感情を表すときに必須だと自分は思っています。例えば、告白をするときに長ったらしい前置きをしてから最後に「好き」と言うよりも、「好き」と先に言ってから複数個どういう点が好きなのか言ったほうが信憑性が増します。何気ない会話なら、短文でもいいと思いますが、具体的に伝える能力を身に着けることは大事だと思いました。

座る位置によって変わる

正面に座ることはもっとも対立しやすく緊張しやすいといわれています。横に座ることは親密な関係を構築しやすいといわれています。斜めの位置に座ることはリラックスしやすいといわれています。

億を稼ぐ人の話し方

座る位置によって異なった意味合いがあることを、自分はこの本を読んで初めて知りました。一番最初に思い浮かんだのは、合コンをこれから先、経験した際は気になる人の横か斜めに座ろうということです。人の心理をうまく利用して、好かれる人間にもなれるのかなと少し怖くもなりました。

さいごに

今回は、中野 祐治『億を稼ぐ人の話し方』について感想をまとめていきました。どうだったでしょうか。億を稼ぐ人は、何気ない仕草や態度などに気を付けながら生きているんだなと感心しました。始まりを怖がらずに、まずは誰かの真似をしようと思う心が人一倍大きくなった気がします。この記事を通して、『億を稼ぐ人の話し方』を読んでみたいなと思った方は是非、お手に取ってみてください。引き続き、”書評”についての記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。