映画評論

映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』を観たレビュー

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今回は、映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、モンキー・パンチ原作『ルパン三世』を約30年ぶりに2Dアニメーションで映画化したもののようです。『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』などの話とも繋がってくる場面があったので、『LUPIN THE IIIRD』シリーズを事前に観ておくことでより一層楽しめる作品だと感じました。一応、冒頭に説明みたいなシーンはありました。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。

『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名声優名
ルパン三世栗田 貫一
次元 大介大塚 明夫
石川 五エ門浪川 大輔
峰 不二子沢城 みゆき
銭形警部山寺 宏一
ムオム片岡 愛之助
サリファ森川 葵
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スタッフ一覧

QA
監督小池 健
原作モンキー・パンチ『ルパン三世
脚本高橋 悠也
映画.com

『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

ルパン三世一行は、刺客を送り続ける黒幕と、隠された財宝を暴くため、地図に存在しない謎の島へ向かう。しかし、彼らが乗る飛行機は追撃され、死の島へ不時着する。そこには朽ちた兵器やミサイルが投棄され、かつて兵器だった“ゴミ人間”たちが徘徊していた。

映画ナタリー

解説

モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』を、約30年ぶりに2Dアニメーションで映画化。財宝を狙うルパン一行が、謎の島で不死身の血族と対決する。監督は『LUPIN THE IIIRD』シリーズ全作を手がけた小池健。声の出演は栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一ら。主題歌はB'zの“The IIIRD Eye”。

映画ナタリー

『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE』を観たレビュー

仲間を思い合う一行

とあるトランプにより、ある島に集められたルパン一行。相変わらず、どこまでも追いかけてくる銭形警部の信念には参ってしまいそうでした。飛行機が壊されてしまい、落ちていく場面では次元も不二子もパラシュートを付け、五エ門は刀を使って降りる流れ。仲間だろうけれど、我が先に安全を求める姿は面白かったです。相変わらず昔と変わらないルパン一行を観られて、最高だなと思いました。

聞き馴染みのある台詞

「不二子ちゃ~ん」や「とっつぁん」といった聞き馴染みのある台詞がなく、物足りなさを感じてしまいました。しかし、大人びたルパン三世を観ることができたので、これはこれで「ルパンの新たな一面が観られた」と思えば良いと思いました。不二子のエッチな姿や、次元の煙草を吸う仕草、五エ門の軽快な身のこなしは平常運転だったので「変わらない一行も素敵でいいな」と思いながら観れました。

島自体が命だった

タイトルに「不死身の血族」とあり、どういうことなのだろうと思っていましたが、まさか真横で銃を撃たれても死なない敵が出てくるとは。ルパンは試行錯誤して、爆破で燃やせばいいのではないかと実行したが失敗に終わり、かつムオムを怒らせてしまい無双モードに入る始末。しかし怒らせることで島自体が命になっていることに気付いたルパンは、銭形警部と協力して命を止めようと頑張り。ルパンは死んだと思い込んでいる銭形警部の哀愁漂う表情が何とも言えませんでした。

亡くなったルパン三世

ルパンのお墓に来た一行だったが、お墓は壊されており。次元には借りた煙草を利子付きで返し、銭形警部は部下に「ルパン三世が捕まりました」と言われたり、ルパンが生きてそうな展開でした。ルパンが捕まったという情報を聞き、「行くぞ」と部下に言う銭形警部はきっと嬉しいのだろうと思いました。ルパンが捕まることはないだろうし、死んでもないと知って「自分が捕まえてやる」と思ってそうだと感じました。ムオムを作り出したボスはまだ生きていたので、続きそうな感じがしました。

さいごに

今回は、映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。