
今回は、映画『モテキ』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品はドラマ『モテキ』の1年後を舞台とし、原作者である"久保ミツロウ"さんによるオリジナルストーリーで展開されていました。ドラマのほうを観ていない人でも楽しめるような内容となっていたので、時間があるときに”クスッと笑いたい人”にお勧めの作品だと感じました。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。
『モテキ』のキャスト一覧

キャスト一覧
役名 | 出演者 |
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藤本 幸世 | 森山 未來 |
松尾 みゆき | 長澤 まさみ |
桝元 るみ子 | 麻生 久美子 |
愛 | 仲 里依紗 |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | 大根 仁 |
製作 | 井澤 昌平 / 市川 南 |
エグゼクティブプロデューサー | 中尾 哲郎 / 塚田 泰浩 / 山内 章弘 |
企画 / プロデュース | 川村 元気 |
『モテキ』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー
4人の女性にモテまくった夢のような時期から1年。彼女たちとの縁もすっかり切れた藤本幸世は、女性とは縁のない生活を送っていた。かつては派遣社員だった藤本も、いまはニュースサイトの正社員に。そんな彼に、まさかまさかのモテキがリバイバル到来か!?
映画ナタリー
解説
サブカル系草食男子が、突然モテはじめる!そんな誰にでもある(?)男の“モテ期”を描き、空前のブームを巻き起こした森山未來主演の連ドラが、映画になって帰ってきた。今回は、原作者の久保ミツロウ自ら、TVシリーズ終了から1年後の設定で、映画用のオリジナルストーリーを書き下ろし。派遣社員・藤本幸世に再び春は来るのか? 監督はドラマ同様、大根仁。
映画ナタリー
『モテキ』を観たレビュー

導入から惹きつけられる
グラビア写真集を眺めている男性が1人語りをする場面から始まり。怒り任せに話し続ける場面では、クスッと笑うことができました。映画の導入としては完璧で、まんまと視聴者を映画の世界へと惹き込むことに成功しているように感じました。OPまでの流れも面白く、何故か関係のない女性に刺されてしまうという。OPの作りも凝っていて、これこそ平成の日本みたいな感じだと思わせられました。
モテ女のテクニックを学べる
この作品を通して、長澤 まさみさんに惚れない男性はいないだろうと思いました。ネット上では男性みたいなアイコンを使っていたのに、実際に会ってみると素敵な女性が現れるという。彼氏持ちだと言いながらも、「もしかしたらあるかもしれない」と男性に抱かせるテクニックは学ぶものがありました。男性に慣れているからこそ、平気でキスもハグもできるのだろうと思いました。恐ろしい女性ですね。
大半の男性が思っていること
女性経験がない主人公だからかもしれないですが、女性から些細な優しさを向けられるだけで「もしかして俺のことを好きなのではないか」と勘違いする場面なんかは共感してしまいました。まるで自分を見ているみたいで、恥ずかしくもありました。ただ、女性の気持ちに寄り添って話を聞いてあげたりするところは格好良いと思いました。女性にとって、必要な男性とは聞き上手なのかもしれないですね。
自分を好きか、自分が好きか
自分を好きでいてくれる女性を選ぶか、自分が好きで居続けている女性を選ぶかで主人公なりの葛藤があったように感じました。後悔をしないのは「自分が好きな女性を選ぶこと」なのだとは思いますが、どうしても「自分を好きでいてくれる女性」をも幸せにしてあげたいと思ってしまいました。結果的に振られた女性は他の男性と寝ていましたが、牛丼を食らう場面では吹っ切れていて愛らしかったです。
さいごに

今回は、映画『モテキ』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。