映画評論

映画『あの頃、君を追いかけた』を観たレビュー|学生の淡い恋愛!

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今回は、映画『あの頃、君を追いかけた』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は原作『あの頃、君を追いかけた』の実写映画化となっています。学生時代の淡い恋愛を繊細に描いており、「こういう恋愛が世界にいくつあるのだろう」と考えさせられる作品だと思いました。大人になって観ることで、懐かしさを感じることもできそうです。それでは、観たレビューを書いていきます。

『あの頃、君を追いかけた』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名出演者
水島 浩介山田 裕貴
早瀬 真愛齋藤 飛鳥
小松原 詩子松本 穂香
大野 陽平佐久本 宝
町田 健人國島 直希
秋山 寿音中田 圭祐
杉村 一樹遊佐 亮介
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スタッフ一覧

QA
監督長谷川 康夫
原作ギデンズ・コー『あの頃、君を追いかけた
脚本飯田 健三郎 / 谷間 月栞
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『あの頃、君を追いかけた』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

地方都市に住む水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりして、お気楽な高校生活を送っていた。そんなある日、浩介の悪ふざけが原因で授業が中断。激怒した教師により、クラス一の優等生・早瀬真愛が浩介のお目付け役に任命され……

映画ナタリー

解説

台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を映画化し、本国で大ヒットを記録した青春映画をリメイク。山田裕貴と乃木坂46の齋藤飛鳥が共演し、お調子者の男子高生とクラス一優等生の女子高生が織り成す恋模様を描く。連続TV小説『ひよっこ』の松本穂香、『怒り』の佐久本宝、TVドラマ『花のち晴れ…』の中田圭祐ら旬の若手キャストが共演。

映画ナタリー

『あの頃、君を追いかけた』を観たレビュー

学生の淡い恋愛

学生の恋愛とは、こんなにも儚かったのかと改めて感じさせられる映画でした。女子が男子を弄ぶ場面や男子同士が下品な話題で盛り上がったりと、学生としての青春も綺麗に描かれていました。なぜか先生が生徒に強く当たる描写も学生時代そのもので、懐かしさのある作品だと感じました。幼馴染への淡い恋心もよくあるものなので、ちゃんと描写されており「エモい」が似合う作品だと感じました。

恋心が交差する

学校とは、いくつもの男子と女子が閉じ込められる場所だと思います。勉学に励んだり、部活に励んだり。その中で恋をして、失恋をして、大人へとなるのだと思います。しかし、あまりにも世界が狭すぎるため「同じ人を好きになる」ということに関しては避けられない問題なのだと感じました。魅力的な人は誰が見ても魅力的で、結果的にその人を奪い合う構図が出来上がるのだろうと思いました。

言葉にしないすれ違い

「俺のことどう思ってる?」と訊ね、告白をさせようとする浩介。しかし、そこで言葉を発することはなく、風船に「好き」とだけ書く真愛。真愛側も「浩介が告白してくれたら嬉しい」と思っているため、自分から思いを伝えられないのだろうと思いました。"言葉にしないことで起こるすれ違い"が、これほどまでに大きなものになるのかと思うと、言葉にすることへと意味を考えさせられました。

好きな人の結婚式

好きな人の結婚式に誘われるというのは、結構辛いものがあると感じました。しかし、真愛が浩介の近くを通ったとき、「初めて知った。もしそれが好きでたまらない人なら、愛され大切にされるのを心から祝福できる。永遠に幸せであれと」という浩介の台詞があり、本当にその通りだと感じました。本当に好きでたまらない人ならば、その人が幸せであることを心から願えるのだろうと思いました。

さいごに

今回は、映画『あの頃、君を追いかけた』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。