映画評論

映画『ホムンクルス』を観たレビュー|真実なのか、虚像の世界か!

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今回は、映画『ホムンクルス』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は山本 英夫さん原作『ホムンクルス』の実写化となっており、綾野 剛さんが主役を演じていました。頭蓋骨に骨を開けることで、見えなかった世界が見えてしまうという面白味がありました。見える世界が真実なのか虚像なのか疑わしくなってしまいました。それでは、実際に観たレビューを書いていきました。

『ホムンクルス』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名出演者
名越 進綾野 剛
伊藤 学成田 凌
謎の女岸井 ゆきの
女子高生 1775石井 杏奈
組長内野 聖陽
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スタッフ一覧

QA
監督清水 崇
原作山本 英夫『ホムンクルス
脚本内藤 瑛亮 / 松久 育紀 / 清水 崇
製作統括勝股 英夫
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『ホムンクルス』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

車上生活を送るホームレスの名越進は、過去の記憶や感情を失い社会から孤立していた。そんなある日、謎の研修医・伊藤学が現れ、彼にとある手術を受けるよう持ちかける。それは、頭蓋骨に穴を開け第6感を芽生えさせる“トレパネーション”というもので……

映画ナタリー

解説

山本英夫原作の同名漫画を基に、『呪怨』の清水崇が実写化したサスペンス。第6感が芽生えるといわれている手術=“トレパネーション”を受けたことで、人間の心の歪みが見えるようになった男が、記憶の底にある秘密に向き合う姿を描く。綾野剛が主演を務め、禁断の手術に臨む孤独なホームレスを熱演。共演に成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈ら。

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『ホムンクルス』を観たレビュー

頭蓋骨に穴を開ける

人が持つ能力を覚醒させるため、頭蓋骨に穴を開けるという流れへ。勿論のこと、血がたくさん出てくるけれどリアルさに欠けていたので怖がらず観ることができました。穴を開ける部分にだけ麻酔をし、穴を開けていたので「どういう感覚なのだろう」と思いました。歯を抜くときも局所麻酔をしており”歯が抜ける感覚”がしていたので、穴を開けるときも”穴が開く感覚”があるのかなと思いました。

成田 凌さんのサイコパス

スマホを落としただけなのに』で狂気的な演技をしていた成田 凌さんですが、今作でもその演技力には驚かされました。父親が医者で後を継ぐように医者へなった成田 凌さんでしたが、病院での印象と隠れ家での印象があまりにも違いすぎて「人ってここまで変われるものなのか」と思いました。映画終盤、自ら頭蓋骨に穴を開け、屋上へ向かうシーンがあり、最後まで恐ろしい人物だと思いました。

記憶喪失した綾野 剛さん

記憶喪失の綾野 剛さん。ホームレスとして生活をし、成田 凌さんと出会いホムンクルスが見える体へとなり、1週間後には記憶を取り戻すという流れ。自分的には「彼女を亡くした悲しみ」を埋めるために他の女性を求めているように見えてしまいました。ただ、女性から「彼女を殺した謝罪」があり、結果的に綾野 剛さん自身も女性のホムンクルスが見えなくなったことで安心しているように感じました。

冒頭と終盤の違い

冒頭から中盤にかけては「片目を瞑ると違う世界が見える」という流れで面白いと思いながら観ることができました。中盤から終盤にかけては「失った記憶が蘇っていく」ような話となっており、面白いというよりかはどこか儚さを感じさせられました。様々なホムンクルスを対処していくのだろうと思っていた中盤から、女性とのラブストーリーへと移り変わる様では「そう来るか」と思いました。

さいごに

今回は、映画『ホムンクルス』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。