今回は、『イナズマイレブン The MOVIE 2025』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は『伝説のキックオフ編』と『新たなる英雄たちの序章』の2本立てとなっていました。前者は『フットボールフロンティア編』の話で、後者は『英雄たちのヴィクトリーロード』の話でした。「懐かしさ」+「またやりたい」という思いが湧く作品でした。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。
イナズマイレブン The MOVIE 2025のキャスト一覧
伝説のキックオフ編
キャラ名 | 声優名 |
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円堂 守 | 竹内 順子 |
豪炎寺 修也 | 野島 裕史 |
鬼道 有人 | 吉野 裕行 |
アフロディ | 三瓶 由布子 |
新たなる英雄たちの序章編
キャラ名 | 声優名 |
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笹波 雲明 | 小村 将 |
円藤 ハル | 木間 萌 |
桜咲 丈二 | 阿座上 洋平 |
イナズマイレブン The MOVIE 2025の解説
伝説のキックオフ編
ゲームやTVアニメなど、メディアミックス展開している『イナズマイレブン』シリーズの第1作目、『フットボールフロンティア編』の試合を中心にした総集編。全国大会優勝を目指す円堂守が、伝説のストライカーと共に地区予選から本戦へ進み、強豪である中学校と対決する。脚本・構成は日野晃博。声の出演は竹内順子、野島裕史、三瓶由布子ら。
映画ナタリー
新たなる英雄たちの序章編
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』の序章を描いた物語に、配信中の体験版の未収録シーンを追加した劇場版。サッカーのない環境を求めて転校した主人公と、生まれ持った才能で同世代の選手の頂点に立ちながらも、複雑な感情を抱える少年との出会いを描く。総監督・脚本は日野晃博。声の出演は小村将、木間萌、阿座上洋平ら。
映画ナタリー
イナズマイレブン The MOVIE 2025を観たレビュー
伝説のキックオフ編
雷門中は青春
自分が小学生の頃に観ていた作品を、改めて劇場で観ることができて感動しました。総集編みたいな感じで、細かくではなく大事な箇所をピックアップして映画にしていたので、過去作を知らない人でも面白さを味わうことができる作品だと感じました。円堂 守がどういった経緯で雷門中のサッカー部を日本1にしたのか、詳しくは『フットボールフロンティア編』を観るべきだと思いました。
過去が蘇る
豪炎寺 修也の「ファイアトルネード」や円堂 守の「ゴッドハンド」を、小学生の頃に真似していたので「懐かしい!」と思いながら観ることができました。その他にも様々な種類の技があり、当時していたゲームのことも思い出してしまいました。「ここの場所はゲームで来たことある」や「ゲームで戦った相手だ」と思ったりできたので、過去に触れたことがある人は懐かしさを感じられると思いました。
今に引き継がれる
円堂 守が日本1になった事実は過去になってしまいますが、それらの結果が現代にも引き継がれているのだと描かれていました。弱小だったサッカー部をたった1年で日本1にならせた栄光は一生残るのだろうと思いました。これは作品の話ですが、現実でも今自分がしていることが将来、誰かのためだったり目標になる可能性もあるのだと思うと、色々と挑戦すべきだなと思えました。
新たなる英雄たちの序章編
サッカーをしたいという欲
サッカーをしたいという欲はあるのに、健康面を考慮した結果、サッカーをできない少年が主人公の話でした。その少年が学校の不良に言う台詞があるのですが、映画を観ていた自分にとっても刺さるものとなっていました。「周りが抑制している」と思うだけで、「自分で行動する」ことでやりたいこともできる可能性があるのだと気付かされました。持っているものは最大限、活かすべきだと思いました。
持っている能力
その人にはその人なりの武器があるのだと思いました。主人公には「データ化する能力」があるし、不良には「強靭な足」がある。現実でも、「自分にはどういった武器があるか」を考え直すべきだと思えました。今や様々な娯楽があるため、自分の武器を発揮することなく遊びまくる人がいるのも事実です。現実から逃げようとするのではなく、向き合って武器を活用していくべきだと思いました。
続きが気になる
この作品は、学校の野球部とサッカー対決をするという流れで終わってしまいました。2025年には「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」というゲームが発売されるため、その序章ということなのだろうと思いました。ゲームでは過去作品のキャラクターも沢山出てくるような感じなので、小学生の頃にイナズマイレブンをしていた人も再度触れることができるんじゃないかなと思いました。
さいごに
今回は、『イナズマイレブン The MOVIE 2025』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。