映画評論

映画『ジーサンズ はじめての強盗』を観たレビュー|コメディ映画

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今回は、映画『ジーサンズ はじめての強盗』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は1979年に公開された映画『お達者コメディ / シルバー・ギャング』のリメイクとして作成されたようです。「年老いても笑い合えるような関係がいるって素敵だな」と思いながら観ることができました。強盗という悪いイメージがある中で、クスッと笑えるようなシーンがあり、ニヤニヤしながら観ることができました。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。

『ジーサンズ はじめての強盗』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名出演者
ウィリー・デイビスモーガン・フリーマン
ジョー・ハーディングマイケル・ケイン
アルバート・ガードナーアラン・アーキン
アニー・サントーリアン = マーグレット
マーフィーピーター・セラフィノウィッツ
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スタッフ一覧

QA
監督ザック・ブラフ
製作ドナルド・デ・ライン
製作総指揮トビー・エメリッヒ / サミュエル・J・ブラウン / マイケル・ディスコ / アンドリュー・ハース / ジョナサン・マッコイ / トニー・ビル / ブルース・バーマン
オリジナル脚本マーティン・ブレスト
脚本セオドア・メルフィ
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『ジーサンズ はじめての強盗』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

慎ましくも幸せな老後の生活を送っているウィリー、ジョー、アルの3人。そんな彼らの日常が、会社の合併による年金支給の停止によって一変する。生活に困った3人は、愛する家族や友人たちと平穏な余生を続けられるよう、銀行から大金を奪う計画を企て……

映画ナタリー

解説

高齢化問題の現実を反映した痛快コメディ。人気コメディ俳優であり、監督としても活躍するザック・ブラフが演出を務め、理不尽な年金制度によって生活苦に追いやられ、強盗を企てる老人3人の奮闘を描く。アカデミー賞に輝く名優、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンが共演し、高齢者の怒りをユーモラスに体現する。

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『ジーサンズ はじめての強盗』を観たレビュー

1回失敗する

タイトルには「はじめての強盗」と書かれており、成功するのだろうと思いましたが、スーパーマーケットでの強盗は失敗に終わっていました。作戦を練らずに強盗をしたことが仇となり、スーパーマーケットの裏に連れていかれる始末。しかし「あんたらは老人だ。俺も将来、年を取るし大目に見よう」と言われ、許されていました。普通ではありえないことなので、「いいんかい」と思いました。

週に何度か会う

年老いたとしても、週に数回は会って話をする関係がいるって素敵なことだと思いました。自分が年老いたことを想像したこともありませんでしたが、こういう生活を送っているといいなと思いました。年老いてから女性とイチャイチャをし、ワクワクしながらカフェに来る"アラン・アーキン"が面白くて、笑ってしまいました。お金がないにも関わらず、色々と注文をしていて「大丈夫か」と思いました。

銀行強盗の準備

銀行強盗をするために準備をするシーンがあるのですが、ワクワクしながら成長していく姿が楽しそうで面白かったです。年を重ねても「ワクワクできること」があるのならば、生きていきたいと思えました。ただ、銀行で何かするわけではなく、ジロジロ周りを見ながら歩くシーンでは「ここが一番怪しいだろ」と思いました。真似する人も出てきそうな作品だと、少し思ってしまいました。

目撃した少女

銀行強盗時、自分の顔が映った時計を少女に見られてしまい、それが後々の伏線になるだろうというシーンがありました。そして映画終盤、強盗を探すために少女を呼び、強盗と思われている人を見つけ出させる流れに。しかし少女は「ここにはいない」と言い、強盗を庇いました。強盗の家族と顔を合わせるシーンでは、「知ってるけど言わなかったよ」と言っているようで素敵だと思いました。

さいごに

今回は、映画『ジーサンズ はじめての強盗』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。