映画評論

映画『ルパン三世 カリオストロの城』を観たレビュー|宮崎 駿監督

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今回は、映画『ルパン三世 カリオストロの城』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は上映されてから45周年が経ち、今年は"公開45周年記念上映"として劇場で観ることもできました。SNSでは映画終盤の銭形警部が言う台詞がバズっていたりと、色々と有名な作品なようです。女誑しなルパン三世を劇場で観たい方は、今のうちがお勧めです。それでは、観たレビューを書いていきます。

『ルパン三世 カリオストロの城』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名声優名
ルパン三世山田 康雄
次元 大介小林 清志
石川 五エ門井上 真樹夫
峰 不二子増山 江威子
銭形警部納谷 悟朗
公式サイト

スタッフ一覧

QA
原作モンキー・パンチ『ルパン三世カリオストロの城
監督宮崎 駿
製作・著作トムス・エンタテインメント
公式サイト

『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

侵入したカリオストロ公国で、ルパンは塔に閉じ込められた少女クラリスと出会った。彼女の父の死後、公国の実権を握るカリオストロ伯爵は、クラリスと結婚することで、隠された宝を手に入れようとしていた。ルパンは仲間たちとクラリスを救い出そうとする。

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解説

モンキー・パンチ原作、宮崎駿監督の映画初監督作品が、アニメ化50周年を記念して4K+7.1chでよみがえる。カリオストロ公国の古城を舞台に、ルパン一味が、カリオストロ伯爵から王女クラリスを救い出すべく奔走する様を描く。同時上映の、『ルパンは今も燃えているか?』は、原作者が自ら総監督を務めた短編で劇場公開は今回が初めて。

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『ルパン三世 カリオストロの城』を観たレビュー

ルパンをあまり知らなくても

自分は実写版映画『ルパン三世』しか観たことがなかったので、アニメ版のルパンがどういうものなのか分からないまま視聴しました。結論としては、アニメのほうがより惹かれる魅力がありました。細かいことには執着せず、淡々と事を済まそうとする姿勢や、仲間思いなところは格好良いと思いました。女誑しな性格も相まって、ギャップ萌えする人が大勢いるんだろうなと見ていて感じました。

女誑しに惚れる

ルパン三世の女誑しな性格を、峰 不二子がクラリスに注意していましたが、まんまとクラリスはルパンに心を奪われてしまいました。自分も、ルパン三世がクラリスの部屋に侵入し話をするシーンでは「どうしてここまで女心を理解してあげられるのだろう」と感じました。口から様々な国旗が出てくるマジックを見せたりと、楽しませながら話をすることができる男性は惹かれる魅力があると思いました。

ルパンの面白み

ルパン三世の面白い部分として、普通ならあり得ない「偽札を車から撒き散らす」「水流に逆らい必死に戻ろうとする」「落とし穴に落ちたのに耐えている」など、クスッと笑える部分がいくつもありました。面白い性格で女誑しで、仕事もテキパキとこなして仲間を大事に思うなんて、あまりにも出来すぎた人物だと感じました。所々で抜けている部分もあり、そういうところが愛らしいと感じました。

今や人気の台詞

銭形警部の台詞に「いや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」というシーンでは、なんだか胸にグサッとナイフを刺されたような感覚に陥りました。女性はあまりこのシーンを良いと思わない人もいるみたいですが、男性としては「なんだ、格好良すぎないか」と思いました。今や当たり前の台詞ですが、当たり前ではなかった頃に書いた原作者は凄すぎますよね。

さいごに

今回は、映画『ルパン三世 カリオストロの城』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。