今回は、映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品はシリーズ3作目となっており、『ヴェノム』『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の記事もあるので見てみてください。今作でヴェノムシリーズは終わりを迎えるようですが、今後どういった展開になるのか見ものです。それでは、実際に観たレビューを書いていきます。
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のキャスト一覧
キャスト一覧
キャラ名 | 出演者 |
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エディ・ブロック / ヴェノム | トム・ハーディ |
ストリックランド将軍 | キウェテル・イジョフォー |
テディ・ペイン博士 | ジュノー・テンプル |
マーティン | リス・エバンス |
ミセス・チェン | ペギー・ルー |
ノア | アラナ・ユーバック |
マリガン刑事 | スティーブン・グレアム |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | ケリー・マーセル |
製作 | アビ・アラド / マット・トルマック / エイミー・パスカル / ケリー・マーセル / トム・ハーディ / ハッチ・パーカー |
製作総指揮 | ジョー・カラッシオ・Jr. |
原案 | トム・ハーディ / ケリー・マーセル |
脚本 | ケリー・マーセル |
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
ヴェノムの秘密を知るヌルの出現で、宇宙から炎を帯びた物体が無数に降り注ぐ。エディとヴェノムがシンビオートと対決する一方、ある女性研究者は、彼らが一緒にいることで地球が危険に晒されると話す。エディたちは、シンビオートと特殊部隊に追われることに。
映画ナタリー
解説
スパイダーマンの宿敵を描いた『ヴェノム』シリーズ最終章。宇宙規模の凶悪な創造神の出現で、ヴェノムとエディが徐々に追いつめられていく。監督はケリー・マーセル。トム・ハーディが主演・原案を務める。共演はキウェテル・イジョフォー、ジュノー・テンプル、リス・エヴァンス、ペギー・ルー、アラナ・ユーバック、スティーヴン・グレアムら。
映画ナタリー
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を観たレビュー
ヴェノムと主人公
3作目にして、ようやく2人の間に愛が生まれたように感じました。映画冒頭ではラスボス的な人(ヌル)が獣を地球に送り込んできているシーンがあり、「この捕らわれている人とラストで戦うのだろう」と思いました。しかし、送り込んできた獣が強敵で、そいつとの戦いがラストシーンであり、捕らわれたラスボスみたいな人(ヌル)は出てきませんでした。調べてみると、地球外生命体の創造主らしいです。
地球を好きになるヴェノム
月日を経て、地球のことを好きになるヴェノムが愛らしかったです。まだ『ヴェノム』の頃は、うまく主人公と共生しておらず、喧嘩をしてしまったりでしたが、今作では"相棒"という立ち位置で地球を救うヴェノムを観ることができました。こういったダークな存在が、自分とも共生してくれたら、より人生が楽しくなるのだろうと思いました。あくまで映像の中の世界ですが、入り込んでいる気分になれました。
ヴェノムの死
人間を救うために、ヴェノムが敵を道連れにして亡くなるという流れ。これまでに長い月日を同じ体の中で経験していた主人公にとっては、悲しみが物凄く大きなシーンだろうと思いました。主人公を守るために扉を被せるところでは、「ヴェノム、こんなときに優しさを見せてくれるのか」となりました。敵をしっかりと殺そうとする意志から、"自分はどうなってもいい"という気持ちを感じ取れました。
エンドロール後
エンドロール後、虫が動くシーンがありました。もしかすると、ヴェノムが虫と共生していて、まだ生きているという線もあるように感じました。ヴェノムの過去作でも亡くなったように見せかけて、実は生きているという流れが複数回あるので、もしかすると続編があるのではないかと期待してしまいました。しかし、証言によると『ヴェノム』は3部作という契約があるそうなので、難しいようにも感じました。
さいごに
今回は、映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。