今回は、映画『ヴェノム』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、スパイダーマンの宿敵として人気のキャラクター「ヴェノム」の映画化となります。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダンケルク』のトム・ハーディ主演ということで、期待大の作品です。アクションシーンは爽快感があり、観ていて「すっご」となる所ばかりでした。それでは、観たレビューを書いていきます。
『ヴェノム』のキャスト一覧
キャスト一覧
キャラ名 | 出演者 |
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エディ・ブロック / ヴェノム | トム・ハーディ |
アン・ウエイン | ミシェル・ウィリアムズ |
カールトン・ドレイク / ライオット | リズ・アーメッド |
ローランド・トリース | スコット・ヘイズ |
ダン・ルイス | リード・スコット |
ドーラ・スカース | ジェニー・スレイト |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | ルーベン・フライシャー |
製作 | アビ・アラド / マット・トルマック / エイミー・パスカル |
製作総指揮 | デビッド・ハウスホルター / スタン・リー / ケリー・マーセル / トム・ハーディ / エドワード・チェン / ハワード・チェン |
原案 | ジェフ・ピンクナー / スコット・ローゼンバーグ |
脚本 | ジェフ・ピンクナー / スコット・ローゼンバーグ / ケリー・マーセル |
『ヴェノム』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
人体実験で死者を出しているという財団の真相を探る敏腕記者エディ。そのさなかに“シンビオート”と呼ばれる地球外生命体に触れた彼は、それに寄生されてしまう。やがて両者が一体化した“ヴェノム”は、グロテスクな風貌で容赦なく人々に襲いかかっていく。
映画ナタリー
解説
『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督が、マーベルコミック史上最も謎に満ちたダークヒーロー“ヴェノム”を描いたアクション大作。元新聞記者の男が、あることをきっかけに“シンビオート”という生物に寄生され、“ヴェノム”となっていく姿を映し出す。主演を務めるのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。
映画ナタリー
『ヴェノム』を観たレビュー
悪役かと思いきや
この映画を観る前は、「ヴェノム」という存在を恐ろしいものとして認識していました。しかし映画を観て感じたこととして、人一倍に「人のことを思う生き物」なのだろうと思いました。地球を侵略しようとする同種と戦うシーンや、共生している"トム・ハーディ"のことを思ったりと優しい生き物だと感じました。所々、可愛らしい一面があったりして、怖いだけでなく、優しさや可愛らしさに心を奪われました。
共生が難しい生物
共生が難しい生き物として様々な実験が行われていましたが、なぜか"トム・ハーディ"とは共生できてしまうという流れ。「共生できた理由なども描かれているとなお観やすい作品になるのに」と感じました。ただ共生できたからこそ、物語が続いていくのだと思うと、変に共生できた理由を描かなかったのも正解なように感じました。お互いがお互いを求めあうことがトリガーなのかなと思ったりしました。
会社のトップによるエゴ
会社のトップによるエゴにより、無数の人が死に追いやられるのだと思うと残酷だと思いました。これは作品内での話ですが、実際に会社のトップが悪いことをしているなんてよくある話なので、「自分にもいつか降りかかるかもしれない」と思いながら観ていました。子供のころは欲があまり見えなかったけれど、大人になるにつれて感情が成長しエゴが肥大化することで人は壊れていくのだろうと思いました。
ヴェノムが死んだ
ロケットの打ち上げには成功をし、旅立つことができたように見えましたが、ヴェノムがそれを阻止するという流れ。「いい人生をな」と言い残し、ロケットの給油タンクを引っ掻き油がたくさん出てきて、ロケットが爆発し、敵は亡くなってしまいました。それに巻き込まれてヴェノムも死んだように見えましたが、映画の最後に悪人の頭を食べるシーンが描かれているため、まだ生きているようです。
さいごに
今回は、映画『ヴェノム』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。