今回は、映画『Search / サーチ2』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は前作『Search / サーチ』があるようです。現代社会だからこそ共感できる捜索方法で、結果として母親との愛を再確認できる作品でした。親に対して「嫌い」という感情を抱くこと自体、反抗期の時期はしょうがないですが、もう少し「感謝」をするべきだと思いました。それでは、観たレビューを書いていきます。
『Search / サーチ2』のキャスト一覧
キャスト一覧
キャラ名 | 出演者 |
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ジューン | ストーム・リード |
ハビ | ヨアキム・デ・アルメイダ |
ケヴィン | ケン・レオン |
~~ | エイミー・ランデッカー |
パーク捜査官 | ダニエル・ヘニー |
グレイス | ニア・ロング |
スタッフ一覧
Q | A |
---|---|
監督 | ウィル・メリック / ニック・ジョンソン |
製作 | ナタリー・カサビアン / セブ・オハニアン / アニーシュ・チャガンティ |
製作総指揮 | ティムール・ベクマンベトフ / アダム・シドマン / ジョー・ヘンリケス |
原案 | セブ・オハニアン / アニーシュ・チャガンティ |
脚本 | ニック・ジョンソン / ウィル・メリック |
『Search / サーチ2』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
デジタルネイティブ世代の高校生ジューンの母親が、旅行先のコロンビアで行方不明になる。ジューンは、SNSなど使い慣れたアプリを駆使して母の捜索を試みる。位置情報や監視カメラ、入金記録などのデジタル管理が進み、母は容易に見つかるはずだったが……
映画ナタリー
解説
PC画面上で展開されるサスペンススリラーとして話題となった、『search/サーチ』の第2弾。前作のアニーシュ・チャガンティ監督の原案を基に、女子高校生が旅行先で行方不明になった母親を探す。監督は、前作で編集を務めたウィル・メリック&ニック・ジョンソン。出演はストーム・リード、ニア・ロング、ヨアキム・デ・アルメイダら。
映画ナタリー
『Search / サーチ2』を観たレビュー
母親との家族愛
映画冒頭、母親のことをあまり好きではない娘が描かれていました。母親とはあまり話したがらず、母親と新しい父親が旅行に行く際も「いってらっしゃい」と言わず無言で見送っていました。そして1人になった途端、友達を家に招きパーティーをする始末。日本ではあまり見ない光景なので、斬新ではありました。母親への愛よりも、今は亡き父親への愛が強い描写が最初のほうでは描かれていました。
展開が早い
母親と新しい父親が旅行に行ってから、母親が帰ってこなくなり、そこからの展開が早くて目が離せませんでした。空港で母親の帰りを待っているが来ず、宿泊したホテルに連絡をしたり、海外の人に人探しを依頼したりと、若者が一生懸命愛する人を探す姿勢に感動しました。ただ、マスメディアは母親のことを悪く言ったりしており、苛立ちを感じる娘を見ていると可哀そうに感じたりもしました。
娘の捜索力
ひと昔前では考えられないような捜索力が、今の若者にはあるのだと思いました。自分がもし同じ立場に立ったとき、こんなに色々な策が思い浮かぶかなと想像したりしました。海外の人に人探しを依頼するところでは、結果的にその人とも仲良くなり、人脈も増えたのでよかったなと思いました。今の段階でこれだけ捜索力があるのだから、数年後はどうなっているのだろうとワクワクできました。
誰を信じるべきなのか
作品全体を通して思ったことは、誰を信じるべきなのか分からなくなってしまうことです。愛する人がいなくなったとき、人は正気を保てないわけで。そのときに近寄ってくる人のことを信じ切ってしまうのは良くないと思いました。自分は"パーク捜査官"が怪しいと睨んでいましたが、結果的には違いました。愛していた亡き父親に会ったとき、信じたいという思いがどうなるのだろうと思いました。
さいごに
今回は、映画『Search / サーチ2』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。