映画評論

映画『崖の上のポニョ』を観たレビュー|スタジオジブリ制作!

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今回は、映画『崖の上のポニョ』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は、宮崎 駿監督として『ハウルの動く城』以来4年ぶりで、原作・脚本・監督のすべてを担当するのは『千と千尋の神隠し』以来7年ぶりとのこと。『崖の上のポニョ』という歌を、一度は聴いたことがあるのではないかというくらいのヒット作品です。それでは実際に、観たレビューを書いていきます。

『崖の上のポニョ』のキャスト一覧

キャスト一覧

キャラ名声優名
ポニョ奈良柚 莉愛
宗介土井 洋輝
リサ山口 智子
耕一長嶋 一茂
グランマンマーレ天海 祐希
フジモト所 ジョージ
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スタッフ一覧

QA
監督・原作・脚本宮崎 駿
プロデューサー鈴木 敏夫
製作担当奥田 誠治 / 福山 亮一 / 藤巻 直哉
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『崖の上のポニョ』のあらすじと解説

あらすじ・ストーリー

海辺の街に住む少年・宗介は、ある日、水辺でジャムの瓶に頭を突っ込んだまま、動けなくなっている魚の子を助ける。宗介は彼女を“ポニョ“と名づけ、保育園に連れていくが、大きな波がポニョをさらってしまい……

映画ナタリー

解説

宮崎駿監督4年振りの新作は『ハウルの動く城』以来となる作品。海辺の街を舞台に「人間になりたい」と願うさかなのポニョと、5歳の少年、宗介の物語が展開していく。デジタル時代にあえてCGを使用せず、“手書き“にこだわったアニメーション作りを目指すことで、シンプルな絵柄の中にアニメ本来の楽しさを目指す意欲作だ。

映画ナタリー

『崖の上のポニョ』を観たレビュー

子供同士の愛

ポニョが人間の女の子として、宗介に会いに行くシーンでは「純愛だな」と思いました。ただ"好き"という思いだけで、ここまで突っ走ることができる恋愛は無垢な子供だからこそできるのだと思いました。ポニョがリサを無視して、宗介に抱きつくシーンでは「美しい」とさえ思いました。自分も小さな頃に、こんな恋愛をしたかったなと思いました。お互いが求め合う感じが、観ていて惹かれました。

チキンラーメン美味しそう

ポニョと宗介に、リサがチキンラーメンを作ってくれるシーン。ポニョはハムが好きということを理解しているからこそ、リサはハムと卵とネギをトッピングしていました。ジブリ飯として人気なほどですが、今作のチキンラーメンも物凄く美味しそうでした。『崖の上のポニョ』が上演開始された頃には、チキンラーメンがたくさん売れたんじゃないかな~と思ったりしました。久しぶりにチキンラーメンを食べたくなりました。

海が荒れているシーン

ポニョが宗介に会いに行くため、波を使うシーン。ポニョという存在を分からない人にとっては、ただ「津波がきた」という印象なのだろうと思いました。これに関しては、津波による被害を受けた人にとっては「キツイ描写なのかもしれない」と思いました。波が引くときのキラキラとした美しさなどはありましたが、それに勝るほどの恐怖がありました。小さな頃に観ていたら、恐ろしいと感じたかもしれません。

人がみんな生きている

あれほどまでに大きな津波がきたにも関わらず、人間みんな生きているという奇跡。考察サイトなどには、「死後の世界」などと書かれていました。川を船で渡るシーンは、「三途の川を渡っている」みたいな考察もあって恐ろしいと感じました。ただ、赤ちゃんに優しくするところだったり、船の上で眠ってしまうポニョの描写には愛があって、可愛らしいな~と観ていて思いました。

さいごに

今回は、映画『崖の上のポニョ』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。