今回は、映画『サイコキネシス - 念力』を観たレビューを書いていこうと思います。今作では『七人の秘書 THE MOVIE』の”シム・ウンギョン”さん、『神弓 KAMIYUMI』の"リュ・スンリョン"さんが親子役で演じていました。ダメダメな父親と、母親を思う娘が描かれており、現実的な問題でもあるように感じました。超能力に目覚めてからの展開には驚きです。それでは、観たレビューを書いていきます。
『サイコキネシス - 念力』のキャスト一覧
キャスト一覧
NAME | NAME |
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リュ・スンリョン | シム・ウンギョン |
パク・ジョンミン | キム・ミンジェ |
チョン・ユミ | ~~ |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | ヨン・サンホ |
脚本 | ヨン・サンホ |
『サイコキネシス - 念力』のあらすじと解説
あらすじ
母と共にチキン店を営む17歳の少女。ある日土地の再開発事業により立ち退きを迫られ、その騒動のさなかに母が命を落としてしまう。一方、彼女たちから離れ冴えない生活をしていた父親が、超人的な力を手に入れる。
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解説
「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督が、突如として超能力に目覚めた男が娘を守るべく戦う姿を、コミカルな描写を織り交ぜながら描いたSFドラマ。「7番房の奇跡」のリュ・スンリョンと「怪しい彼女」のシム・ウンギョンが主人公の父娘役を演じる。
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『サイコキネシス - 念力』を観たレビュー
母親の死
娘が悪い大人に囲まれていて、それを救うために車で突っ込んだ母親でしたが、車から引きずり降ろされた挙句、頭を打って母親は亡くなってしまうという流れ。母親の葬式にその悪い大人たちが来ますが、娘は「帰ってください」と言い、香典を投げ返す始末。そんな娘の姿を見て、父親はというと何もできていないようでした。寄り添ってあげることもできなくて、寂しいと感じました。
父親のダメダメさ
「娘を危ないことに巻き込まないでくれ」と最初は保守的な考えでしたが、映画が進んでいくうちに「ここを守りたい」と気持ちが変わっていくところが素敵だと感じました。人間の気持ちが変わるきっかけは、些細なことからでもあるように思いました。ただ、映画前半は父親のダメダメさが際立っていて、コーヒーを盗んだことを自慢したりと「この父親は失格だな」と思いました。
なんか俺やっちゃいました?
変な水を飲んだことで、超能力に目覚める父親。ライターを自分の手元に引っ張る力に気付き、そこから色々と発揮していく流れ。悪い大人が攻め込んできて、娘たちが苦戦しているところに颯爽と現れた父親。手を触れることもなく、手を振るだけで悪い大人が吹き飛んでいくという。その映像を見た警察は、何も言うことができなくて、超能力が本当にあったらどうなるのだろうと思いました。
超能力の原因不明
隕石が降ってきて、その隕石から出てきたオーラが水と混ざり、それを父親が飲むという流れ。映画が進むにつれて「超能力に目覚めた理由」みたいなものが解説されるのかと思っていましたが、何もなく。逮捕をされ、数年が経ち、出所をして娘に会いに行くという流れ。そこでもまだ超能力を使えて、「まだまだ健在だ」と笑ってエンドロールが流れるだけでした。何か説明があってもよかったのにな、と思いました。
さいごに
今回は、映画『サイコキネシス - 念力』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。