今回は、映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観たレビューを書いていこうと思います。今作では『真夜中乙女戦争』の"永瀬 廉"さん、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の"出口 夏希"さんが共演されていました。期限付きの恋をどのように表現するのか、学ぶこともできる作品です。それでは実際に、観たレビューを書いていきます。
『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』のキャスト一覧
キャスト一覧
NAME | NAME | NAME |
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永瀬 廉 | 出口 夏希 | 横田 真悠 |
杏花 | 秋谷 郁甫 | 大友 一生 |
月島 琉衣 | 水橋 研二 | 夙川 アトム |
野間口 徹 | 木村 文乃 | 大塚 寧々 |
仲村 トオル | 松雪 泰子 | ~~ |
スタッフ一覧
Q | A |
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監督 | 三木 孝浩 |
原作 | 森田 碧『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』 |
脚本 | 吉田 智子 |
エグゼクティブプロデューサー | 秋田 周平 |
プロデュース | 春名 慶 |
『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』のあらすじ
あらすじ
美術の才能に溢れ、二科展入選を目指して奮闘していたが、心臓に腫瘍がみつかり余命1年を宣告された17歳の少年・早坂秋人。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く少女・桜井春奈と出会う。彼女もまた重い病気を抱えており、余命半年の宣告を受けていた。それでも死を恐れず、天国に行くのが楽しみだと語る春奈。そんな春奈に興味を持った秋人は自身の病気を隠し、彼女の病室に通い始める。
Netflix Freaks
解説
『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』のタイトルで2024年6月27日よりNetflixで配信開始された。主演は永瀬廉。
Wikipedia
『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観たレビュー
お互いが救い
永瀬 廉さんは余命1年、出口 夏希さんは余命半年という設定で物語が進みました。永瀬 廉さんが余命を宣告されて生きる意味を見出せなくなり、病院の屋上から飛び降りようとしていたところで出会う2人。異様な雰囲気を漂わせる2人が出会い、それが後々「生きる希望」へとなっていくところが素敵でした。まだまだ先のある私たちにとって、考えさせられる思いがたくさん綴られていました。
演者の味が出ている
永瀬 廉さんは声が良く、落ち着いて演じているところから儚さを醸し出す場面もあり、素晴らしい演者だと思いました。出口 夏希さんは終始ずっと可愛らしくて、どこか生きることに諦めを持っているところが見えて「死なないでくれー」と思っていました。その他、豪華俳優陣も演技が素晴らしく、特に花屋の木村 文乃さんはこの映画で必要不可欠な存在だと思いました。
ガーベラの花言葉
ガーベラの花言葉がたくさん使われており、1本は「一目惚れ」、3本は「あなたを愛しています」、6本は「夢中」であり、花言葉は意外にも大事だと思いました。自分が誰かと結婚をするときはガーベラを100本渡すのもアリかなと思いました。横田 真悠さんが永瀬 廉さんの爪に書いたガーベラに関する物語も考えると、凄く切ないものもあるのだと感じました。一途って素敵ですよね。
終わりがあるからこそ
余命という、命の終わりが決まっているからこそ1日1日を大事にしようと思える作品でした。私たちは余命の分からない人生を過ごしていて、明日も生きていて当たり前な日常ですが、こうして余命に関する作品を観ることで生きることの大切さを改めて感じることができました。様々な儚い要素があって、自分の意志とは反対に涙が出てきそうになる場面などあるので、ぜひ観てみてください。
さいごに
今回は、映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。