書評

藤原 和博『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想|累計100万部突破!

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今回は、藤原 和博さんの書籍『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想を書いていこうと思います。この書籍は、主に「本を読むと、何が得か?」「読書とは○○に繋げること」「読書が役立つこと」「正解のない時代だからこそ」「本嫌いも身につく読書習慣」の構成で書かれています。読書をしたことがない人にとって、何かきっかけを与えてくれるような一冊だと思います。メリットも沢山あるので、"読書してみたい"と思うかもしれません。それでは実際に、読んだ感想を書いていきます。

『本を読む人だけが手にするもの』の著者

藤原 和博さんのプロフィール

QA
名前藤原 和博 (ふじはら かずひろ)
生誕1955年 11月27日
出身校東京大学経済学部
職業教育者 / 著述家
肩書き「教育改革実践家」と名乗っている
Wikipedia

藤原 和博さんの著書一覧

作品名値段リンク
どう生きる?1,056円Amazon.jp
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法1,212円Amazon.jp
35歳の教科書110円Amazon.jp
10年後、君に仕事はあるのか?1,449円Amazon.jp
人生の教科書「よのなかのルール」1,045円Amazon.jp
著書一覧

『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想

それでは、藤原 和博さんの書籍『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想を書いていこうと思います。ここでは特に”印象に残っている部分”を抜粋し、それに関する感想を書いていきます。自分の感想で少しでも、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。

リアルな体験

人の一生の時間には限りがある。望むことすべてを体験することは不可能だ。そのようななか、本は、著者を通して「個人的でリアルな体験」を味わうことができる手段なのである。

本を読む人だけが手にするもの

人が数多くの経験をするためには、必ずと言ってもいいほどに時間が必要です。しかし、人には1日24時間と限られた時間しかなく、出来る範囲と出来ない範囲に分けられていくものです。そこで著者が言っていることとして「本という作品の中で、著者の体験を疑似体験させてもらう」とのこと。自分が行った気になれるような体験をすることができ、結果として経験値になるのかなと思いました。

読書をするしないの差

本を読む人と読まない人の間には、大きな差が生まれ、しかもその差は指数関数的に広がってくる。他人の脳のかけらをたくさんつないで世の中の「見方」を広げている人と、そうでない人の差だ。

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人と読まない人の差、結局は「世の中に対する見方」が変わってくるのかなと思いました。様々な事情だったり話を知っている場合は「そのことか」と納得できるけれども、何も知らないままだと「何だこれは」と納得できないわけです。大人になってもギャーギャー騒ぎ立てるようなことをしている人は、知識が少ないのかなと思いました。情報という手数を幾つ持っているか、が大事だと思いました。

ジャンルによって異なる

自然科学系の本は、多くの事象に対する判断材料を提供してくれるだろうし、SFや推理小説が好きな人は、予測を趣味としているようなものだと思う。

本を読む人だけが手にするもの

自分は一時期、推理小説にハマっていて、日常的に「ここで人が殺された場合、犯人はどうやって隠滅をするか」など考えたりしていました。人は読む書籍によって、そのときの思考も変わってくるのかなと思います。ずっとスマートフォンばかりを凝視して、思考力を養わないでいると、いつしか何も考えることのできない人間になってしまうような気がしました。怖いですね。

良い出会いのため

人生における偶然の素晴らしい出会いを、効率的に設定することなどできはしない。本との出合いも、同じなのである。数をこなそう。

本を読む人だけが手にするもの

人生で転機を迎えるような出会いは中々来ないものです。それと同じように本も、中々良い出合いは来ないとのこと。だからこそ「数をこなそう」と言っているのだと思いました。SNSで流行っている本を読むのもいいとは思いますが、書店に行って「これ私に合いそう」と思うものを片っ端から読んでみる。結果として転機を迎えられるような本と巡り合えるような気がしました。

さいごに

今回は、藤原 和博さんの書籍『本を読む人だけが手にするもの』を読んだ感想を書いていきました。どうだったでしょうか。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”書評”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。