今回は、映画『ザ・ウォッチャーズ』を観たレビューを書いていこうと思います。この作品は原作『The Watchers』があり、新ビジュアル公開時は『羊たちの沈黙』にインスパイアされたものを作っていました。キャッチコピーとして「私達からは見えない 奴らはずっと見ている」と書かれているため、興味深い映画です。それでは実際に観たレビューを書いていきます。
『ザ・ウォッチャーズ』のキャスト一覧
キャスト一覧
NAME | NAME |
---|---|
ダコタ・ファニング | ジョージナ・キャンベル |
オルウェン・フエレ | アリスター・ブラマー |
オリバー・フィネガン | ~~ |
スタッフ一覧
Q | A |
---|---|
監督 | イシャナ・ナイト・シャマラン |
製作 | M・ナイト・シャマラン / アシュウィン・ラジャン / ニミット・マンカド |
製作総指揮 | ジョー・ホームウッド |
原作 | A・M・シャイン『The Watchers』 |
脚本 | イシャナ・ナイト・シャマラン |
『ザ・ウォッチャーズ』のあらすじと解説
あらすじ・ストーリー
ある日、ミナは贈り物を届けに指定された場所へ向かうが、地図にない森に迷いこむ。彼女が避難したガラス張りの部屋には、見知らぬ3人の男女がいて、毎晩正体のわからない何者かが訪れ、監視されていると言う。彼らのガラスの部屋には3つのルールがあり……
映画ナタリー
解説
A・M・シャインの小説を基に、ダコタ・ファニング主演で映画化したホラー。森の中にあるガラス張りの部屋で、正体不明の人物に監視される女性たちを描く。製作はM・ナイト・シャマラン。娘のイシャナ・ナイト・シャマランが監督を務める。共演はジョージナ・キャンベル、オルウェン・フエレ、アリスター・ブラマー、オリバー・フィネガンら。
映画ナタリー
『ザ・ウォッチャーズ』を観たレビュー
あの森の中に建物がある
そもそもの話として、誰がどういう風に建物を作ったのか気になりました。そして、建物を作るということは沢山の資材を運ぶことになるので、最低限の道は作られているはずなのに無いところが現実味がないと感じました。電気に関しては自家発電をしていると思いますが、あれほどまでに凶暴な奴らがいる森で自家発電を継続できているところは、奴らは多少なりとも良心はあるのだろうと思いました。
ファンタジー味が強い
キャッチコピーである「私達からは見えない 奴らはずっと見ている」ということで、奴が沢山いることは分かっていましたが”ここまでか”と思うほどに多かったです。ただずっと見ているというよりかは、日が沈みだしてから見に来る感じでした。そして見に来る理由が「人間のような風貌になるため」だったので、もしかするとこの世にも何人か紛れ込んでいるのではないかと不安になりました。
ホラー要素はあまりない
ホラーというよりかは、音声で驚かす箇所がいくつかありました。登場人物の彼氏が訪ねてくるシーンがあったのですが、カメラに映る彼を見て「入れてあげて」というような流れがあり、結局は入れてあげられないまま彼は連れ去られていきました。後々に考えてみると、あのカメラに映っていた彼は奴らが成り代わった姿なのだろうと思いました。そう思うと、怖さがじわじわと感じられました。
数か月も建物にいたのに
数か月も建物にいたのに、地下への入り口を見つけられないのは流石におかしいと思いました。映画上の作りだとは思いますが、普通は気付くよなと思いました。それに気付く瞬間も敵が襲ってきた場面で、このときのために隠しておきました感が否めませんでした。地下室へ入ってからの進捗は凄まじく、そこで研究をしていた博士の奥さんが実は奴らの一人だったと知ったとき、鳥肌が立ちました。
さいごに
今回は、映画『ザ・ウォッチャーズ』を観たレビューを書いていきました。どうだったでしょうか。原作『The Watchers』を読んでから観てみると、想像ができ面白いかもしれませんね。この記事を通して、この映画に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”映画評論”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。