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牟田 都子『文にあたる』の名言集|本を愛するすべての人へ

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今回は、牟田 都子さんの書籍『文にあたる』に書かれている名言を紹介していこうと思います。概要欄には「人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について - 思いのたけを綴った初めての本」と書かれており、校正者ならではの言葉遣いを見ることができました。「本を愛するすべての人へ」というキャッチフレーズが読者の心を掴むのだろうな、と感じました。それでは名言を紹介していきます。

『文にあたる』の名言集

校正は減点方式の仕事

校正は減点方式の仕事だと言われます。新聞の校閲記者はサッカーに例えるとゴールキーパーと表現しています。0点に抑えることが至上命令で99回横っ跳びでスーパーセーブをしようとも、たった1本シュートを入れられたらキーパーにとっては負けなのだと。

文にあたる

校正の仕事を、サッカーに例えるところが流石だなと感じました。校正とは「原稿と比べながら、種々の誤りや不備を正すこと」なのですが、ゴールキーパーは「相手選手からのシュートに対し、ひたすらにゴールを死守すること」です。こう書いて比べてみると、似ている箇所が浮かび上がってきますよね。ここで校正がミスを犯すと、読者に不快感を与える。キーパーがゴールを死守しきれないと国民が残念がる。負け。この単語が飛び交う業界なのだ、と思うと恐ろしいです。

やっと好きな本が読める

傍からは、一日中机の前に座っているだけと見えるかもしれませんが、それなりに頭も体力も使います。一日の終わりにゲラを閉じ、文房具や辞書を片づけると、これでやっと好きな本が読める、とほっとします。

文にあたる

作家や校正者、プログラマーや映像クリエイターなど、パソコン上で仕事をする人を見て「一日中机の前に座っているだけじゃん」と思う人がいるかもしれませんが、それなりに頭も体力も使うということを理解してもらいたいものです。体を動かさないけれど疲れる。”ここをどうするべきか”や”どうすれば改善されるか”など、考えることが沢山あるので仕事終わりは一息つきたくなりますよね。

こんな間違いするものか

二度とこんな間違いをするものかと反省して。あんなに反省したはずなのに忘れた頃に同じような失敗をしてこの仕事に向いていないと思いつつ悔しがってその繰り返しだったな。その思いを忘れないでやっていくしかないのだと思いますよ。

文にあたる

よく「失敗は成功のもとだ」と言われますが、失敗してもまた失敗することは少なからずありますよね。何回も失敗を繰り返すと、”この仕事向いてないんじゃないか”と自分を卑下してしまう時がありますが、ただただその繰り返しで、それを続けなければならないと思いました。過去の失敗は経験値で、成功は自分の実績になる。そのことを忘れずに突き進んでいく精神が大事だと感じました。

現実に起こること

こんなに字が大きくて、絶対に間違ってはいけないところにミスがあるはずがないという箇所に限ってミスがあり、見逃されてしまうことは現実に起こります。

文にあたる

この話、凄く理解できました。自分も物書きとして活動していると、”こんなところに誤字があるわけないやん”と思ったところが誤字っていたりするんですよね。不思議なもので、書きにくい文章は誤字らないのに、書きやすい文章は誤字りまくる。慣れもあるんでしょうか。タッチタイピングで原稿を書いていると、間違う。そういった類のミスなんだろうけれど、一つのミスがあるだけで悔しくなります。

対話する営み

仕事で読んできた著者の多くは、ひとりでも思索を深めていける人たちでした。書くということはひとりでありながら対話する営みなのでしょう。

文にあたる

著者は、ひとりでどれだけ対話をし、物語を作り出していくかが大事というものを念頭に置いている気がします。なので、ひとりの時間を好んでいて、たまに感性を磨くために散歩や旅行にも行く。学生時代、「なに一人でぶつぶつ言ってんだよ」と言われていた生徒が作家として大活躍するというストーリーも絶対にあると思います。どれだけ自分を理解し、自分と対話をできるかが大事だと思いました。

さいごに

今回は、牟田 都子さんの書籍『文にあたる』に書かれている名言を紹介していきました。どうだったでしょうか。物書きとして活動する者として、校正者の言うことを念頭に置いて活動していこうと思えました。この記事を通して、この書籍に興味を持ってくれると嬉しいです。このサイトでは引き続き、”名言”の記事を更新していくので随時チェックしてくれると嬉しいです。

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